いろいろな角度から見てみましょう。
先日、キヤノンの方からCP+で出展予定だったEOS R5を見せてもらえると聞きまして、ギズモード編集部は意気揚々とキヤノンさんにおじゃましてきました。
取材時点でEOS R5についてわかっていることは、大きなところだと、8K動画撮影に対応していることと、ボディ内手ぶれ補正が搭載されていること、あとはデュアルスロットってところでしょうか。
とりあえず、ギズモード編集部・綱藤(あみとう)のインプレッション動画をご覧ください。どうぞ!
キヤノンさんによると、元々CP+ではガラスケースに入れての展示を予定していたとのこと。なのでいつもよりすこし距離感のあるインプレッションです。お察しください。
EOS R5の大きさ&デザイン
ここからは、写真とともにEOS R5を見てきた印象をお伝えします。
サイズは公表されていませんが、EOS Rと同じかちょっと大きいくらい。内蔵ストロボはありませんね。
レンズリリースボタンです。大きめ。EOSのロゴはプリント、R5のロゴは埋め込みとなっています。
正面右下にあるこの端子。カバーを外すことができなかったので確認できませんでしたが、なんでしょうね。リモコン端子説が濃厚ですが、僕らの間では「LAN端子ついててブラウザ開ける」なんて予想していました。
本体右側面です。マイク端子、ヘッドホン端子、ストロボ同期端子、USB端子にHDMI端子のようですが、こちらもカバーは外せなかったので詳しくはわからず。USBはUSB-Cじゃないですかね。このご時世でUSB-Aということはなさそう。HDMIはフルサイズなのかミニなのか、マイクロなのか…。
本体左側面はカードスロットがあります。8K動画撮影ができるので、記録メディアはCFEXpressと予想。すでにデュアルスロットであることは発表済みなので、CFEXpress×2になるのか、はたまたCFEXpress&SDカードになるのか。
上部からの眺め。基本的にはEOS Rと変わりません。P/A/S/Mを選択するモードダイヤルがないのも一緒です。
シャッターボタンはデジタル一眼レフのEOSシリーズとは異なり、やや傾斜がきつめ。これはEOS Rシリーズ共通ですね。上から下に押すというよりは、銃の引き金を引くような感覚でしょう。まさにシューティングという感じです。
MODEダイヤル部分。ヘアライン加工が施してあります。
電源ダイヤル。親指がかかりやすいように突起があります。
背面です。左上には「RATE」ボタンがあります。EOSシリーズ上位機種にはありますね。また、ファインダー右側にはジョイスティックのようなものがあります。EOS Rにあったマルチファンクションバーはありません。
そして、「SET」ボタンの周りにはサブ電子ダイヤルが! EOSシリーズ中級機以降にあるこの電子ダイヤルが、EOS R5に搭載されています。これはグッとくる。
今回、重さなどはわからなかったのですが、きっとボディ内に精密機械がいっぱい詰まった密度の高い感じがするんでしょうね。多分、きっと、おそらく。
EOS Rシリーズにはバッテリーグリップが用意されているので、EOS R5でも使えることでしょう。同じものか、専用のものになるのかも気になるところ。
詳細なスペックは明らかにされていませんが、8K動画に対応しているということは、3300万画素以上はあると思っていいでしょう。ちなみに3月13日に追加情報として以下が公開されました。
【8K動画撮影】・フレームレート29.97fpsを実現・水平方向クロップなしでの撮影可能・全モードでデュアルピクセルCMOS AF可能・内部記録可能
【AF被写体検出】・「犬・猫・鳥」の「全身・顔・瞳」に対応
連写に関しては電子シャッターで約20コマ/秒、メカシャッターで約12コマ/秒。クラウドに撮影した写真を保存できるimage.Canonに対応することは発表されています。
いつ頃実機を触ることができるのか…。そのときまで、EOS R5の姿を網膜に焼き付けて、手触りやシャッターフィーリングなどを想像しながら過ごすことにします。ああ、夢に出てきそう…。
Source: キヤノン