むしろなぜロボットに変形しないのか不思議なくらい。
1990年代に小型スクーター「ドラッグスター」を作った、イタリアのバイクメーカー、イタルジェット。ちょっとだけ80年代のホンダ・ビートに似た、当時の人々が思い描いた未来的なデザインが特徴のバイクでした。
それがデザインを刷新して5月から生産開始するのですが…トレリス(またはトラス)フレーム剥き出しで、「骨組みばっかしじゃん!」と思わせるようでいて、さも二足歩行形態にでもトランスフォームしそうな斬新な姿として生まれ変わってしまいました。
排気量は2種類
ITALJETでは、この新「ドラッグスター」には125ccと200ccの2モデルがあることが表示されており、125ccは14.9馬力@10000RPM、200ccは19.8馬力@8250RPMなど両車の違いが書かれています。
また大きな特徴として、独自操舵システム「I.S.S.(INDEPENDENT STEERING SYSTEM)」が路面の衝撃を吸収することで、ハンドルに伝わる振動がなくなったことが強調されています。

日本にも輸入される
MIKESHOUTSいわく、この新「ドラッグスター」は初期ロットで499台が作られるとあります。またYOUNG MACHINEでは、MVアグスタジャパンがこれを輸入することになっており、イタリアでは125ccが5,000ユーロの価格で出されると書いています。そして日本での価格は、関係者が60万円前後での販売を希望しているのだそうな。
このカッコ良さなら、60万円でも欲しいですね。200ccならいくらになるのか? もう少ししたら判明することでしょう。しかし普段スクーターに惹かれない人でも、これは気になるデザインですよねぇ…。
クールなドラッグスターズ・ガールズを横目に、楽しみに発表を待ちましょう。
Source: facebook, ITALJET via MIKESHOUTS, YOUNG MACHINE