LINEや電子メールの普及により手紙を送る機会は減りましたが、ビジネス上の重要書類や個人情報を扱うものを送る場合、メルカリなどで商品を送る場合など、郵送や宅配サービスを使って、何かを送る機会は少なくありません。

しかし、宛名を貼る、封筒を糊付けするといった作業は、扱う数が増えてくるほど面倒になってきます。

そんな作業を少しでも改善したい方に1つ持っていて欲しいのがコクヨの「ドットライナーホールド」です。

挟むタイプのテープのり

形はレギュラーサイズより少し大きく、およそ縦65×横95mmという手のひらサイズ。色は青のみ。テープ幅は8.4mm、テープの長さは16mあります。

1
上がレギュラーサイズ、下がドットライナーホールド
Photo: 金子マモル

「テープのりなら持っている」という声が聞こえてきそうですが、これは普通のテープのりのように、押して引くのではなく、挟んで引くテープのりです。

まず、貼りたい紙の端を差し込みます。あまり差し込みすぎると紙の端が曲がってしまうことがあるので軽く差し込む程度にしておきましょう。

2
下の台座部分にガイドが書いてあるのでありがたい
Photo: 金子マモル

次にカチッと音がするまで挟みます。

3
Photo: 金子マモル

そして引っ張ります。この時、まっすぐにドットライナーホールドを下に引っ張るか、紙を上に移動させるか、やりやすい方を試してみてください。

4
Photo: 金子マモル

仕上がりを見ればわかるように、端まで引けるテープのりです。これでデスクにテープのりがついてしまい、四苦八苦して剥がす必要はありません。

5
左端までのりがつきます
Photo: 金子マモル
Advertisement

1つのテープのりで3パターンの使い方

別の使い方としてピンポイント接着もできます。

挟んで「カチッ」という音がすると同時にローラーが少し動いて紙がちょっとだけ動きます。

そのまま引っ張らずに離すと、ちょっとだけのりがつくので、メモ紙を付箋のように使えたりします。

6
A4用紙でも壁に貼って落ちず、引っ張れば簡単にとれました
Photo: 金子マモル

また、下部分は開くためそのまま手に持って使えば普通の押して引くテープのりにもなります。

7
Photo: 金子マモル
8-2
Photo: 金子マモル

宛名部分を「押して引く」テープのりで貼り、封筒に封をする時は「挟んで引く」テープのりとして活躍してくれるでしょう。

Advertisement

場所を選ばないデスクレスなテープのり

普通のテープのりだと、作業する台が必要になります。

しかし、デスク上が散らかっていたり、そもそも、なかったりするとテープのりは使いにくいでしょう。

ドットライナーホールドは、カチッと挟んでシュッと引くだけで綺麗な糊付けができる、デスクがいらないデスクレスなテープのりです。

日々、梱包作業などで数多くの糊付けをする方の効率化を後押ししてくれるでしょう。

あわせて読みたい

13インチのノートPCも入る、収納力抜群の自立型バッグインバッグ【今日のライフハックツール】

13インチのノートPCも入る、収納力抜群の自立型バッグインバッグ【今日のライフハックツール】

紙もインクも電池も使わない、半永久的に書ける不思議なメモボード【今日のライフハックツール】

紙もインクも電池も使わない、半永久的に書ける不思議なメモボード【今日のライフハックツール】

半分に折りたためてコンパクト。メモがとりやすいA4サイズのクリップボード【今日のライフハックツール】

半分に折りたためてコンパクト。メモがとりやすいA4サイズのクリップボード【今日のライフハックツール】

Source: コクヨ

Photo: 金子マモル