音楽系フィジェットといっても過言ではなかろうかと。
指先でタップしてなぞって押し込んで、振って叩いて傾けて。即興で音を奏でる電子楽器「ORBA」はシンセサイザーでもあり、ルーパーでもあり、MIDIコントローラーでもあるデバイスです。
サイズも形もお椀のようでコンパクト。なのにプロ並みの演奏ができてしまうので、ついつい時間を忘れてしまいそうです。
ビギナーはプロになったように感じ、プロは初心に返った気持ちになれるそうです。たしかに見ていて楽しそう。演奏はドラム、ベース、コード、そしてリードのモードを切り替えて、ループさせた上に多重録音もできます。

シンプルなインターフェイスなのに、とても複雑な操作ができる辺り、よく考えられていますよね。
すぐ起動してすぐ演奏できる手軽さ
中には加速度計とジャイロスコープがあるので、本体を回転させても、揺らしても音を変化させられますし、押し付けた指を揺らすとヴィブラートがかかります。そして内蔵シンセサイザーと内蔵スピーカーがあるので、起動すればすぐ演奏ができます。
またBluetoothかUSBからスマートフォンに接続し、専用アプリだけでなくほとんどのMIDI制作ソフトと連携して使用できるのもお手軽。普通の楽器ならケースから出して、椅子に座ってコードを繋いで電源を入れて…なんて儀式のような準備が必要だったりしますが、コレならボタンひとつで、寝そべっていてもOK。
基本的な使い方は、こちらの動画をどうぞ。
カンタンに曲ができていきますね。これなら未経験の人でもいきなりそれなりの曲ができてしまいます。それでは実際にどんな楽曲が作れるのか、チェックしてみてください。
「ORBA」は9月17日発売予定とのこと。価格は1万1000円なので、楽しそうだと感じたら買っちゃいましょう!
Source: YouTube, vimeo, SOUNDCLOUD via Media Integration, Inc.