画面比率が変わると、印象も大きく変わりますね。
本日HPから発表された、ステキでやっぱり素敵なノートPC「HPSpectre x360 14」に一目惚れしそうです。外装がかっこいいだけじゃない。なにしろ、ディスプレイが16:9のワイドスクリーンじゃないんですよ。3:2のアスペクト比なんです。
16:9のアスペクト比は長らくPCのスタンダードな画面比率でした。PCを動画のビューワーとして使うならベストサイズ。YouTubeのネタ動画もNetflixの映画も黒い線が表示されないから没入感高くてよし。
でもテキスト書いたり、ネット巡回したり、画像をレタッチしたり、動画を編集していると、狭く感じます。ここがストレスになってくる。
24インチとか32インチの大きなディスプレイならいいんですけどね。
3:2を採用する合理的な理由があった

Apps Usage by Consumer PC調べでは、PCで使うアプリ・見るWebコンテンツのランキングトップ20中、純粋な動画サービスは3位のYouTubeのみ。1位がGoogle検索、2位がFacebook、4位がAmazonで、5位がGoogleアカウントなんですって。
だからHPは、新たなHPSpectre x360 14に3:2比率のディスプレイをもたせ、一般的な利用シーンにおいて使いやすいように設計したんだそうです。SNSやニュースを見ているとき、ネットショップで買い物しているときもスクロール回数が少なくなるし、いいことだ。と判断して。
確かに3:2比率のディスプレイっていいんですよ。タスクバーを上や下においていても、狭さを感じませんし。
またディスプレイサイズを13.5インチとした理由は、横幅を16:9の13インチ機とほぼ同一のままで画面を大きくできる、ポータビリティを維持したままビジネスワークの生産性を高めることができるから。短辺側はちょい長くなったけど、これなら13インチ機と同じバッグで運べるかも。
タイプしやすいレイアウトを追求したキーボード
日本仕様はキーボードが変わります。グローバルモデルと比較して、エンターキーやBackspaceキー、Shiftキー、Tabキー、CapsLockキーが大きくなりました。
ビューワー目的だとPage up/Downキーが右端についているレイアウトがいいんですけどね。文章入力などの作業時のタイピングミスを減らすなら、新日本語キーボードレイアウトのほうがいい。発案したHPの日本の製品チームさん、グッジョブ!
見渡す限りの高速仕様

CPUはもちろん第11世代Intel Coreプロセッサで、メモリは最大16GB。USB Type-Cポート位はThunderbolt 4に対応し、Wi-Fi 6、Bluetooth5.0も採用しました。見渡す限りの高速仕様です。

そうそう、ディスプレイは180度に開けますし、360度回転させてタブレットとしても使えますよ。ペンを使うときも、3:2比率は生きるでしょう。
鋭角な仕上げでキレを感じさせるデザインはSpectreシリーズ由来のもの。一貫性のあるデザインテイストを継承しているところも、心惹かれるポイントです。
価格は14万9800円~。プレミアムなノートPCのなかではリーズナブルですね。
新しくでる「ハイエンドなHP製Chromebook」もよさそう

同様に3:2比率のディスプレイを、360度ぐるっと回転させられる「HP Chromebook x360 13c」も登場しました。再生アルミを使ったボディで、こちらもまたプレミアム感あるものですね。
CPUは第10世代のIntel Coreシリーズですが、軽量OSだからサクサク動くことは間違いなし。4G LTEも積めるし、Google Playで手に入るアプリも増えてきた。テレワーク目的なら、こっちでもいいかも? お値段は12万8000円~です。
Source: HP