宇宙とか、ギャグだと思ってた。
宇宙行きが噂されていた『ワイルド・スピード』最新作ですが、先日公開されたトレイラーをみる限り、やはり第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で宇宙に行くみたい!
ファミリーの今回の敵は、前作『ワイルド・スピード/アイスブレイク』のサイファーと、ドムの弟であるジェイコブ。ドムをどうしても亡きものにしたいサイファーがジェイコブと手を組んだようですね。
ピンチのドムを支えるのは、ファミリーの面々と、『TOKYO DRIFT』で死んだと思われていたハン! ファミリーたちは、お得意のドライビングテクニックに加え、強力なマグネットを搭載した車で街中を大暴走。
『ダークナイト』の大型トラックフリップシーンを彷彿させる、コンボイフリップも登場するみたいですね。
そして、最後は車が空を飛びます。スタイリッシュに落ちただけではなく、大気圏突入しちゃう勢いです。
監督は第6作の『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)でメガホンを握ったジャスティン・リン。techraderによると、リン監督はこの宇宙に行く展開について主演のヴィン・ディーゼルと膝を付き合わせて話し合ったのだとか。そして、「これだね。これが自分たちが挑戦することだ」と決まったのだそう。
車が宇宙を目指すなんて、どんなファンタジーかと突っ込みたくなりますが、リン監督は映画のこの部分を機能させるために燃料と物理法則を科学者から学んだのだそうです。
ただ、ファンが本当に気になるのは、物理学的に正しいかどうかというより、『ワイスピ』シリーズのこれから。
『ワイスピ』は回を追うごとに展開が派手になりましたが、地球を離れて宇宙に行ったその先に何があるのでしょうか? シリーズはここで終わりではなく、まだ続くことが決まっているのに。
ここで思い出すのが、刺激的な展開の先に宇宙に行った『13日の金曜日』シリーズ。ジェイソン坊やはクリスタル・レイクにやってくる若者たちを殺すだけでなく、徐々に行動範囲を広げてNYに行ったり、最終的には『ジェイソンX 13日の金曜日』で宇宙に向かいます。しかし、その後の展開に詰まったのか、次回作の『フレディ VS ジェイソン』では『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーとコラボしています。
この法則が全てに当てはまるとは言いませんが、『ワイスピ』では宇宙の先に何があるのでしょうか? コラボというなら、『ミッション・インポッシブル』とクロスオーバーしてトム・クルーズと宇宙で共演とか(トム、今年ISSで撮影するし)?
どうなるかわかりませんが、次回作への興味も含めて、『ジェットブレイク』は劇場で楽しみたいですね。
映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年6月25日米公開予定。カーチェイスもパンチも全身で楽しめるので、ぜひMX4Dでお楽しみください。
Source: techrader