ワクチン架空予約「法的手段も排除せず」 官房長官

加藤勝信官房長官は18日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約を巡り架空情報を使った大量予約に厳しく対処する方針を示した。「法的手段も排除していない」と強調した。混乱を避けるための協力を呼びかけた。
国のシステムは実在しない市区町村コードを使っても予約できる状態になっている。加藤氏は「不正な手段で予約する行為は接種を希望する65歳以上の人の接種機会を奪い、ワクチンそのものが無駄になってしまう悪質な行為だ」と指摘した。