白と銀に赤の差し色がスタイリッシュ!
スマートウォッチなのに、昔の時計と同じ自動巻き式という、スイス製の温故知新な腕時計「Titanium Elektron」が、クラウド・ファンディングで出資金を募集しています。
これならケーブルを差して、わざわざ充電する手間から開放されるようになりますし……限定999個のNASAモデル「SPACE ELEKTRON HR」が、カッコ良くて物欲センサーが反応すること間違いナシなのです。
ウェアラブルなら運動エネルギーで充電すればイイじゃない? ということで、人という資源を無駄にしないよう生み出されたのが、この自動巻き式のスマウォ。一般的なものだと充電中は活動を記録できませんが、これならその悩みも解消されます。
自動巻き充電
このメカニズムは、たった8個の部品から構成されます。腕の動きと重力の働きにより、半円状のパーツが振り子となり、フル充電だと待機時間が12カ月というのも驚きの寿命です。

便利な機能面
チタン製ケースで軽くて頑丈なこの腕時計は、寝ている時など動きがないと時分の動きと生体情報の記録以外がオフになる、「マジック・スヌーズ」機能が搭載されています。動き出せば、時計も復活するので心配ありません。そして時差の違う国では自動的にその国の時刻に合わせる「オートGMT」と、リューズを押せば充電残量が下部の針と目盛りで分かります。
表面は「Swiss Super-LumiNova」という蓄光技術により暗闇で長時間発光し、裏面にはセンサー類を搭載。ここでエクササイズなどの活動を記録し、上位機種の「HR」モデルだと心拍数を計測します。それに自動巻きの振り子が見えるのも、メカ好きには嬉しい点かと思います。
全部で4つのモデル
お勧めはNASAモデルですが、カラバリは他にもホワイト・タイタニアムと、ブルー・ブラックDLCが、上位機種の「HR」モデルと、時分の下に中の構造が見える「HR VIU」モデルに揃っています。
KICKSTARTERでの出資額は、通常版が約3万7200円、「HR」が約4万2800円、「HR VIU」が約4万3900円、そしてNASAモデルの「SPACE ELEKTRON HR」が約4万3900円となっています。執筆時はまだ数量に充分な余裕がありましたが、ピンと来たら早めに抑えちゃいましょう。
Source: Sequent via KICKSTARTER