寝ていると布団に熱がこもって寝苦しくなってきませんか?
クーラーをつけていても、体が布団に触れている部分は暑くなるし、冷感マットは徐々にひんやり感が薄らいでいく…。
どうにかならないものかと思っていたら、マット内に風を流して蒸れにくくしてくれる製品があるのだそうです。
実際に試す機会に恵まれたので、使い心地をレビューしますね。
マットの中に風を通して蒸れを解消

アテックスの『SOYO』は、片側のメッシュ構造部分から風を取り込み、ファンから湿気や熱気を排出するようになっているそう。
マットの中には、通気性がよく弾力のある3次元ファイバーが入っています。

ファンがマットに風を送り込むのではないので、マットの下を風がビュンビュン通る感覚はありません。
正直、ファンの意味があるのかと疑問に思ったほど。
しかし、消すと途端にジメッとするので、確かに効果があるのだと感じました。
寝ている時は体温調節が難しいので、むしろ冷えすぎない程度が良いのでしょう。
ファンがマットレスから垂れるようにデザインされているので、寝ている時に体が直接当たることもありません。
ちなみに、ファンを回すと、卓上ファンや小さなサーキュレーター程度の音を出します。
音に敏感な人向きではないかも。筆者は、鈍感な上に眠りが深いので、まったく気になりませんでした。
強弱調節とタイマー付き

風力は強弱の2段階調節で、自動運転にすれば強弱をミックスしたモードにすることができます。
タイマーは6、9、12時間の自動オフ設定が可能。

リモコンはシートのリモコンカバーの中に収納できるので、ぶらぶらしてしまうこともありません。
接触冷感シーツの冷たさが続く

接触冷感のアイテムって、触った瞬間はひんやりしても、徐々に冷たさを感じなくなってきませんか。
『SOYO』はマットの中を風が通っているからなのか、冷感シーツの冷たさが長時間続くような気がしました。
公式のデータによると、『SOYO』を使った場合、布団よりも体温を1.5℃低くキープできたそう。
湿度も15.7%下がり、快眠湿度をキープ。
気持ちよくお昼寝ができたのも納得です。
寝返りを打ってもズレにくい

寝返りを打ったりしていると、マットがズレることがありますが、『SOYO』はグリップの効いた滑り止めがついているので、寝返りのたびに移動してしまう心配がありません。
小さい子のお昼寝に使っても良さそうです。
冷感シーツは取り外しが簡単なので、洗濯は苦ではありません。ファンを取り外せばマットも洗えるので、衛生的ですね。
『SOYO』は、体を冷やしてくれるわけではないので、クーラーとの併用が推薦されています。
そうなると電気代が気になりますが、毎日連続6時間使用しても、1ヶ月約13円だそうです(1kWh=27円の場合)。
筆者が試したのは、クーラーを使うほどでもないけれど、25℃を上回る日が続いた6月でした。
日中、『SOYO』を使って昼寝をしましたが、とても快適でしたよ。
Source: アテックス