ネガティブなオンラインレビューは、怒りにまかせてそれを書いている人以外には誰にも利益がないことは明らかです。ただ、建設的な批判をすべき状況は時々あります

Amazonでの購入、レストラン、以前勤務していた会社などのレビューをする場合など、読みやすくて役立つレビューを書くという基本的な戦略は変わりません。

では、そんなレビューを書く方法を見ていきましょう。

事実と起こるべきだった点に絞る

ネガティブなレビューを書こうと考えているなら、その動機になっている経験が最低でも1つはあるのではないでしょうか。それに焦点を当てます。

まず、起こったネガティブなことを明確かつ客観的に説明。その際には事実だけに留めて、感情の爆発は抑えます。その経験にイライラしているとしても、それは表現しません。

次に、その場合に起こるべきだったことを書きます。

それは、自分が望む対応策や自分に対する相手の責任ということではありません。これには重要な違いがあります。なぜなら、これはあなたの苦情が正当であるかの検証になるからです。

正当な苦情ならば、(実際に起こったこととは異なり)起こるべきだったことを説明するのはとても簡単。

・元上司は毒々しいコメントを自分の胸に秘めておくべきだった。

・Amazonは注文の請求を2回ではなく1回だけするべきだった。

・レストランスタッフにはピーナツアレルギーのことを伝えたのだから、ピーナツソースを料理から取り除くべきだった

でも、自分の思うようにいかなかった、正しい方法で対応されなかったというような感情的な面については、正しい方法は存在しない可能性もあります。

あまりに理不尽なので、「私のレビューを真剣に取り上げないように。不健康で非生産的な方法で個人的な問題に対処しているところですから」という但し書きから書き始めたほうが良いぐらいですね。

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感情は抑えて簡潔に

冗長なレビューは無駄なので、簡潔に要点を述べます。そうすれば、読んだ人がレビューの主旨を理解できるでしょう。

それこそが、どんなものでもレビューを書く意義なのです。簡潔で叙述的な文章に留めようとすれば、非難轟々のレビューを書きにくくなる点もプラスですよ

あなたが、どんなことがあろうと自分の主張を曲げない軽蔑すべきナルシストのように見えることはないでしょう(感情的に爆発してもまったく無理はないと思える状況だったとしても、そういうレビューでは言いたいことが伝わらなくなる可能性があります)。

まとめです。自分のレビューによって本当に変化をもたらしたいなら、できるだけ簡潔で読みやすいレビューを書くべきです。

事実を述べ、自分の主張を伝え、まとめます。その努力はレビューを読んだ人に感謝されるでしょう。

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