パートナーと一緒に暮らしていると、スマートスピーカーやスマートライトなど、いろいろな物を共有します。
パートナーと同じスマートデバイスを使用するなら、それに紐づくメールアドレスを1つに統一して、それをパートナーと共有してはいかがでしょうか。
スマートデバイスを使用するにはメールアドレスが必要
スマートスピーカー、スマートライト、スマートロックなどのスマートデバイスは、多くの場合、アカウントに接続しないと機能しません。こうしたデバイスは、「Home」アプリに統合されていることもあれば、独立したアカウントが必要なこともあります。
ユーザーがデバイスをセットアップして、メールアドレスとパスワードを入力すれば、そのユーザーの声で照明をコントロールできるようになり、照明のスイッチは二度と使えなくなります。
しかし、そうなるとどうしてもそのスマートデバイスをいじる必要が出てきますよね。
アプリを使って設定を変更する必要があるかもしれませんし、システム上で実行しなければならない新しい更新があるかもしれません。
あるいは、新しいスマホからデバイスを操作する必要があるかも。いずれにしろ、スマートデバイスを操作するときは、メールアドレスとパスワードの入力が求められます。
慌ただしく設定した場合は(やってしまいがちです)、システムを設定しながら、このデバイスは自分のアカウントで、そのデバイスは相手のアカウントで......といった具合にパートナーと何度もやりとりしたかもしれません。
デバイスの数が増えてくると、どのデバイスがどのアカウントで操作できるか思い出そうとしてイライラします。
「Sonosって君のメールアドレスだっけ、それとも僕のだっけ?」
「私はメールアドレスを4つ持っているから、そのうちのどれかかもしれないわ」
「え、4つもメールアドレスを持っているの?」
スマートデバイス用の共有メールアドレスを作った方が良い理由
頭痛の種も、すべてのデバイスとそのアカウントのマスターリストを作成しなくちゃと思うことも、数多くのメールアドレスについて質問されることもなくしましょう。そのためには自分と家族のために、共有メールアカウントを作ることです。
スマートライトもスマートテレビとそのアプリやサービスも全部1つのメールアドレスで管理する状態を考えてみてください。
もう、どのメールアドレスだったか推測しなくてよくなります。パートナーが会議から出てくるのを待ってスマートスピーカーのメールアドレスを聞くこともなくなりますよ。
この方法は、パートナーと一緒に使用するあらゆる種類のアカウントに適用できます。
Netflix、Hulu、HBO Maxなどのストリーミングサービスに誰のメールアドレスが紐づいているか考えることもなくなりますね。
2人で同じカレンダーにアクセスして閲覧や編集ができます。
クラウドベースのToDoアプリに登録して一緒に買い物リストを管理できますし、その結果、パートナーとの共同作業がずっと簡単になります。
共有メールアドレス以外の解決法
もちろん、別々のメールアドレスを持つ必要がないというわけではありません。
個人のアカウントは、自分だけの連絡用や独立したアカウントなどのためにとっておきましょう。
自分のメッセージで相手の受信箱を散らかす必要はありません(すでに迷惑メールが十分散らかしています)。共同アカウントは、2人のどちらにとっても有益なことだけに使用しましょう。
共有メールアドレスは唯一の解決策ではありません。
パスワードマネージャーを使えば、さまざまなアカウントを1つの家族金庫にまとめて、2人で協力しながら同じような結果を得ることができます。
しかし、優れたパスワードマネージャーは、有料のサブスクリプションですが、メールは無料です。