いよいよさよならなのかな、かつてのOnePlusとはさ。
The Vergeのインタビューで、OnePlus(ワンプラス)CEOのPete Lau氏が来年のスマートフォンの予定についてコメント。いわく、来年リリースのワンプラスのフラッグシップ端末には、ワンプラス独自のOxygenOSではなく、Oppo(オッポ)のColorOSが搭載されるといいます。
もともとオッポ傘下のワンプラスですが、今年中ごろにPete Lau CEOのもと「組織的統合」が発表されました。ワンプラスのブランドは残りますが、少しずつ中身は一本化されていくようで、今回のOSはかなり大きなステップになるのではないでしょうか。OxygenOSからColorOSに移行するということではなく、あくまでもふたつを統合した新たなOSになるとのこと。新OSに新たな名前があるのか、ColorOSのままなのかはわかりませんが、ここでは便宜的に新ColorOSとしましょう。
新ColorOSベータ版は10月リリース予定で、最初に対応する端末はOnePlus 9シリーズ。OnePlus 8ユーザーは12月ごろに対応予定。ColorOSはアンロック対応なので、あれこれソフトをいじりたいユーザーにはウケがよさそう。
ワンプラスのフォーラムボードでは、Pete Lau CEO自らが投稿しこう語っています。「統合OSにも、多くの人に愛されたOxygenOSのDNAは受け継がれています。よりアップグレードした体験も提供できると信じています」。
ワンプラスファンからは新ColorOSに不安の声が挙がっていますが、Pete Lau CEOは今までと同じく軽くてシンプルなシステムになるので心配はいらないと呼びかけています。統合にはかなりの人数のエンジニアをアサインしており、見た目のデザインよりも、全体的なパフォーマンス向上に注視しているとのことです。
新ColorOSは来年のリリース。次のAndroidのメジャーアプデに合わせてという話なので、来年後半になる見込み。Pete Lau CEOはこれからのワンプラスを「OnePlus 2.0」と呼んでおり、2022年は大きな改革の年となりそう。これが飛躍の年となることを願うばかりですね。
ちなみに、OnePlus 9にはTシリーズがないことも明かされました。2016年からスタートしたTシリーズは基本モデルの高位機種。この流れも「OnePlus 2.0」で、オッポ統合によりワンプラスのブランドシリーズをシンプルかつ選びやすくする作戦なのかな。
Source: The Verge