懲戒免職ゲットだぜ!
スマートフォンで手軽に遊べる『ポケモンGO』は、ついつい夢中になって他のことが手に付かなくなりがち。でも泥棒を逮捕するべきお巡りさんがそれをやっちゃうと、たいへんなことになってしまいます。
Two Los Angeles police officers who were fired in 2017 for playing the video game Pokémon GO while on the job, have been denied reinstatement by a judge. https://t.co/dx3Tgrk6cU
— ABC7 Eyewitness News (@ABC7) January 11, 2022
キャッチしたのは泥棒ではなく
事の発端は、遡ること2017年のこと。ロサンゼルス市警察のルイス・ロサーノ氏とエリック・ミッチェル氏は、ショッピングモールで発生した泥棒事件の応援に2度の要請が入るも、それを無視して『ポケモンGO』をプレイし続けました。パトカー内のカメラにはその姿がバッチリ録画されており、ロサーノ氏が「アイツの手助けなんかしたくないね。どうでもいいわ」と話している音声も。
その後ふたりは20分ほどパトカーでモンスターを探して周り、カビゴンとレアキャラのトゲチックをゲットすることに成功しました。そこでミッチェル氏は「マジかよ! こいつ抵抗してくるぜ」などと話し、捕獲後も「皆に羨ましがられるな」なんて軽口を叩いていました。
ウソがすぐバレる
署に戻ると、巡査部長から「なぜ応答しなかったんだ?」と聞かれるも、「ふたりで話してて要請は聞こえませんでした」としらばっくれたのですが、部長がカメラをチェックすると…。そして職業倫理に反する行為で見苦しい+公共の信頼を裏切った、という理由により、結局クビになったのでした。
最近になり、ふたりは裁判所で仕事の復帰を求めるも否決されたとのこと。まぁ当然ですよね。いまでも熱心に『ポケモンGO』をプレイしている大人を見かけますが、こんなことにならないようホドホドに…。
Source:Twitter, courts.ca.gov via Futurism, abc7