フォースの温度は2,800度!
映画『スター・ウォーズ』同様のクオリティーに近付けようと、これまでさまざまなDIYで作られてきたライトセーバー。このたびロシアのユーチューバーAlex Burkanさんが、単体で炎を真っ直ぐ出せるものを開発し、「世界初の可動式」という名目でギネス世界記録に認定されました。
ガスボンベなどからホースなどを繋がず、グリップひとつで可動するのが決め手です。
電気分解装置が成功のカギ
プラズマの炎は約1m伸び、鉄を斬るほど超強力。Burkanさんは9年に渡り水素生成器を作ってきた技師で、身に付けた技術なら可能かも? と制作に挑戦しました。成功のカギは、機械式圧縮機なしでもガスを圧縮しつつ、大量の水素と酸素を生成する電気分解装置。かつてバイクに使った技術を応用し、ライトセーバー型まで縮小することができました。

長年に渡る研究開発を経て、現状はフルパワーで30分間しか使えません。時々火花が散ることもあるのでちょっと危ないのですが…今後は改良を重ねるとのこと。いつか色を変えたり、ダース・モールみたいな双刃や、カイロ・レンみたいな十字形も作れたら超クールですね。
Source: YouTube via Guinness World Records, HACKADAY