サムスンが「Galaxy Unpacked」で発表したものすべて

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  • author Florence Ion and Phillip Tracy - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
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サムスンが「Galaxy Unpacked」で発表したものすべて
Image: Florence Ion/Gizmodo

Tab S8 Ultra、デカすぎでは…。

Samsung(サムスン)はGalaxy Unpackedイベントにて、3機種のフラッグシップスマートフォンと3機種のタブレットを一気に発表しました。

この記事では米Gizmodoの記者が現地でハンズオンした「Galaxy S22/22+/22 Ultra」と、「Galaxy Tab S8 Ultra」を含む新しい「Galaxy Tab S8シリーズ」のラインアップを一挙に写真でご紹介しましょう!

Galaxy S22シリーズは3機種

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Florence Ion/Gizmodo


最も小さいのが6.1インチの「Galaxy S22(左)」で、6.8インチの巨大な「Galaxy S22 Ultra(右)」はかつての「Galaxy Noteシリーズ」を連想させます。「Galaxy S22+(中央)」は、6.6インチディスプレイを搭載。全モデルでQualcomm(クアルコム)の「Snapdragon 8 Gen 1」プロセッサが採用され、Galaxy S22+とS22 Ultraのみ最大12GBのRAMが搭載されています。

望遠カメラに違いあり

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Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraのもう一つの大きな違いは、背面カメラ。Galaxy S22 Ultraは1億800万画素の広角カメラ、1200万画素の超広角カメラ、それぞれ1000万画素の光学3倍ズームと10倍ズーム望遠カメラを含む、4つのカメラシステムを搭載しています。

一方でGalaxy S22/S22+は5000万画素の広角カメラと1200万画素の超広角カメラを含む、トリプルカメラシステムを搭載。超広角カメラの視野角は120度です。望遠カメラは1個しか搭載されておらず、どちらも最大3倍の光学ズームとなっています。

カメラ、飛び出してます

Florence Ion/Gizmodo


強力な光学ズームカメラのため、Galaxy S22 Ultraの背面カメラは若干(?)飛び出した形状に。テーブルの上に置くためには、ケースを用意する必要があります。

1億800万画素はやっぱりスゴイ

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy S22 Ultraの1億800万画素カメラは、他機種の1200万画素カメラと比べてより大きなセンサーを搭載。どれだけ画質に違いがあるのか、実に気になります。

Sペンを内蔵しました

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy Noteシリーズの特徴であったSペンが帰ってきたのは、とにかく嬉しいですね。それも、Galaxy Note 20と同じ場所にです。

Galaxy S22 UltraのSペンは従来モデルよりもレイテンシーが削減されています。またエア・アクション(Air Actions)にも対応し、曲送りのような操作が空中のジェスチャーでおこなえるんです。

機能は今までどおり

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy S22 UltraのSペンの機能は、他のモデルのSペンとほぼ一緒。ペンのボタンをクリックすると、便利なアクションメニューが表示されます。

バッテリーを共有しましょう

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Galaxy S22 Ultraには5000mAhのバッテリーが搭載されており、ケーブル接続によって他のスマートフォンを充電できます。さらに背面にスマートウォッチなどをおけば、リバースワイヤレス充電が利用可能。Galaxy S22/S22+でも、バッテリーシェアが可能です。

Galaxy Tabも大進化

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Galaxy Tab S8シリーズは3モデルが登場。12.4インチの「Galaxy Tab S8+」や11インチの「Galaxy Tab S8」、そして巨大な「Galaxy Tab S8 Ultra」がラインナップされています。最も小さいGalaxy Tab S8は、まるで「iPad mini」のようです(ただし、実際には8.3インチのiPad miniよりはかなり大きいですが)。正式なサイズは以下のとおりです。Tab S8 Ultra(12.85 x 8.21 x 0.22インチ、1.6ポンド)、Tab S8+(11.22 x 7.28 x 0.22インチ、1.27ポンド)、Tab S8(9.99 x 6.51 x 0.25インチ、1.1ポンド)。

Sペンのためのマグネットホルダー

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy Tab S8の背面にある黒い帯は、新しいSペンを収納し充電するためのものです。このSペンは「予測アルゴリズム」などの改良により、遅延が2.8ミリ秒にまで短縮されました。実際に試してみたところ、その反応は確かに好印象でした。

の…ノッチがある!

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy Tab S8 Ultraは14.6インチ/2960 x 1848ドットの巨大なディスプレイを搭載。そして画面上部には、iPhoneで見慣れた「ノッチ」が配置されているじゃありませんか! なお画面サイズが巨大なので、ノッチはあまり目立ちません。

フルサイズのバックライト付きキーボード

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy Tab S8 Ultraのキーボードは大型のバックライト付きキーボード、ガラス製タッチパッド、角度調整が可能なスタンドを備えています。このキーボードをタブレットに接続しDeXモードに切り替えれば、ノートPCのように利用できるのです。また若干機能は削減されていますが、Galaxy Tab S8/S8+にも専用キーボードとカバーが用意されています。

AKGスピーカーとWi-Fi 6E/5G対応

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy Tab S8シリーズには、サムスンの子会社となったAKGがチューニングを施したクアッドスピーカーが搭載されており、音楽や映画を大音量かつクリアなサウンドで楽しめます。またWi-Fi 6EやBluetooth 5.2、5G通信(一部地域のみ)にも対応。なお、本体には3.5mmのイヤホンジャックは存在しません。

ラップトップにへ~んしん

Florence Ion/Gizmodo


Galaxy Tab S8シリーズのキーボードやカバーにはキックスタンドが存在し、タブレットモードやクラムシェルモード、スタンドモードが利用できます。またカメラの横にはSペンを収納できるポケットが用意されているので、外出先でのメモ書きやイラスト制作にもうってつけです。