Web5キテル。
Web3という言葉、最近ますます聞きます。分散型インターネット時代だと言われていますが、まだWeb3ってイマイチよくわからないという人の方が多いと思います。そんな世間の理解進行はなんのその、ジャック・ドーシー氏はすでにWeb5に突入しました。
ジャック・ドーシー氏といえば、Twitter共同創設者として知られていますが、2021年にTwitter CEOを退き、今はBlock(元Square)のCEOとして活動しています。仮想通貨、特にビットコインの熱烈な支持者としても有名で、現在そっち方面にフルコミット中。そのドーシー氏が、ビットコイン関連会社TBD(Block傘下)にて、新たなプロジェクトとして立ち上げたのがWeb5。
さて、Web5とは…。Web3ではできないことを実現するものであり、真の分散型インターネットなんだそう。TBDが提供するDecentralized Web Platformにて、開発者キットを使いIDやデータストレージを「decentralized=分散」するオプションを作るアプリやウェブノードを創り出すことができるそうです。
this will likely be our most important contribution to the internet. proud of the team. #web5
— jack (@jack) June 10, 2022
(RIP web3 VCs ?)https://t.co/vYlVqDyGE3https://t.co/eP2cAoaRTH
おそらく、これ(web5)は私達のインターネットに対する最大の貢献になるでしょう。チームを誇りに思います。
(ベンチャーキャピタルのWeb3よ安らかに)
ドーシー氏は、誰も所持することがない分散型であるはずのWeb3がすでにベンチャーキャピタル(投資会社)の持ち物になってしまっていると、現状の仮想通貨やWeb3に批判的な意見を発信していました。だからこそのWeb5。真の分散型のWeb5こそが、ドーシー氏の求める次世代のインターネットなのです。そこはWeb4なんてすっ飛ばす理想郷。
一方で、理想郷はあくまでも理想であり、分散型による弊害、例えば仮想通貨ハッキングからどうやって自分のデジタルウォレットを守るかなど、プラットフォームの詳細やリリース次期などリアルなところは、今のところ明かされていません。
ドーシー氏は、他にもラッパーのジェイ・Z氏とタッグを組んだ仮想通貨教育プログラム「The Bitcoin Academy」も始動。ジェイ・Zの地元ブッルックリンの公営住宅住民に向け、仮想通貨教育の場として、今後、無料の勉強会などを提供していく予定。あらゆる角度から、仮想通貨にフルコミットしています。