まるで昔の自分を見ているよう…。
アメリカで1977年に発売された、アタリ社の家庭用ゲーム機「Atari 2600」が、レゴになって登場します。残念ながらテレビゲームはプレイできないものの、それを補うギミックやオマケがいくつもあり、触って遊べるゲーム機になっています。

想い出が詰まったタイムマシーンみたい
まず目を引くのが、筐体の平たい部分を手前に引くと、中から子供部屋でゲームを遊んでいる80年代の少年を模したジオラマが飛び出す仕掛け。時代を感じさせる木目の壁にはポスターが貼られ、デッカいラジカセやブラウン管テレビ、VHSテープ、ダイヤル式の黒電話、ローラースケートにニャンコがいるなど、ドンピシャ世代の人にとっては子供の頃の自分たち姿を見ているようでエモすぎます。
*Sound on* Remember when you got your Atari? Recreate that Atari feeling with our homage to the 80’s console that will make you feel like a kid again 🕹️😊https://t.co/xDMaoucGX1#LEGO#ATARI2600pic.twitter.com/xLB1uXt3wC
— LEGO (@LEGO_Group) July 19, 2022
3本のタイトルと立体モデル
また本体に抜き差しができる『アステロイド』『アドベンチャー』『センティピード』のカセットと、収納ホルダー、加えてそれぞれゲームの世界観を表現した立体モデルというオマケがつくほか、ジョイスティックを動かすこともできます。ちなみに『アドベンチャー』は、世界で初めてイースターエッグ(隠しメッセージ)が採用されたゲーム。「Atari 2600」といえばコレ!という名作です。
サイズは高さ8cmx幅33cmx奥行き22cmで、組み立てには2,532個のブロックを使います。発売は8月1日、お値段は2万8980円の予定。昔遊んだことがあるゲーマーは気になるキットですね。
ゲーム機のレゴ化はシリーズになるか?
かつては海外版ファミコンの「NES」もレゴ化されたので、その流れを感じます。今後もいろんな名機がレゴになったら嬉しいですね。「メガドラタワー」とか出たら胸アツです。
Source: Twitter, LEGO (1, 2) via BoingBoing, YouTube