みなさん、観ていますか?『ストレンジャー・シングス』。
筆者は、寝ても覚めても『ストレンジャー・シングス』のことを考えているという尾田編集長の強い勧めで観て、ハマりました。尾田編集長みたいに『ストレンジャー・シングス』のプリントパンツを穿くほどではいけれど、ファミリーマートのコラボソックスを買うくらいには、ね。
で、そんな『ストレンジャー・シングス』なんですが、シーズン4が配信されて、しばらく経つのにまだまだ話題なんですよね。
というわけで、ギズでも「あそこよかったよね〜」「あれはちょっとね……」と語っていきたいと思います。共感してもらえるかな?
あ、ネタバレ前提ですので、お気をつけて。
スキ!:エディ

無実の罪で逃亡生活になったエディ。ボリューム1では隠れてばかりでしたが、ボリューム2では大活躍。裏の世界でメタルをかき鳴らしたり、ダスティンの良き兄貴分になったり、ダスティンを逃した後でコウモリ(デモバッツ)相手にたった1人で挑んだりと、とにかく「見せ場しかない」キャラに。
ホーキンスでは今でも誤解されたままですが、視聴者は彼の活躍と優しく正義感に溢れた本質を知っています。
恋しいよ、エディ。
スキ!:クオリティ高すぎ

ボリューム1はゴアでゴージャス。特に、第7章の「ホーキンス研究所の虐殺」は素晴らしかった! ボリューム2は、シネマクオリティはそのままに、たくさんの見せ場を用意。裏の世界がホーキンスを飲み込んだ今、シーズン5の展開には「よりダイナミックに」「より激しく」を期待せずにはいられません。
1話あたりの予算は約39億(映画のレベルをも超えている……)だと言われているので、フィナーレとなるシーズン5はどうなっちゃうのでしょう〜。
スキ!: ジョイスとホッパー

ここにきてついにジョイスとホッパーが心を通わせました。
やっとディナーデートできるだろうと思うと胸熱です。
スキ!:ウィルの告白

マイクのはっきりしない態度が原因で不安になっているイレブンの気持ちを代弁するウィル。(ウィルのマイクへの感情でもあると解釈できます)。相手を慮る言葉選びが美しかったです。
スキ!:スティーブとロビンの友情

シーズン3でロビンに想いを伝えようとしたスティーブと、同性が好きだとカミングアウトしたロビン。2人はそのままいい友達になっていきました。
お互いの良き理解者になろうと努力する姿にほんわか。
スキ!:デカい計画に向かうエネルギー

ホーキンスの子どもたち、イレブンと仲間たち、ロシアの大人たちがバラバラの場所で行動しつつも、最終的には対ヴェクナ戦に入っていくエネルギーとテンション。精神に入り込んで戦うことで、離れた場所からでも通じ合えるスマートさも良い(そしてちょっとズルい)。
イマイチ: ジェイソン

バスケ部のリーダーであり、エディ捕獲のためなら手段を選ばない男、ジェイソン。ボリューム1では、イヤ〜な感じでしたが、ボリューム2ではあまり活躍できていませんでした。もう少し粘ってくれればよかったかも。
イマイチ:アーガイルの無駄遣い

ジョナサンの親友であり、ピザ屋「Surfer Boy」のキッチンにてイレブンのマインド・ファイトを助けたアーガイルですが、彼の活躍は、どちらかといえばご都合主義を発動するためのものが多かった印象です。せっかくの濃いキャラなのだから、もっと見せ場を作って欲しかったかも。
イマイチ:ヴェクナが新しい技を出してこない

ボリューム1で姿を見せたヴェクナ。ボリューム2ではどんな技で子どもたちを苦しめるのかと思いきや、グルルルルルル……と唸ったり、脅したり、罪悪感を刺激したり、触手を伸ばしたりといったことに終始していました。
シーズン5で再びカムバックするらしい(既に明かされています)ので、新しい技を見せてほしいです。
イマイチ:ロシアでのこと

ロシアに囚われているホッパーの救出劇は、シーズン4のメインプロットのひとつのはず。しかし、ボリューム2では、なんだかあっけなく終わってしまっていたような。
ユーリはヘリコプターの修理をするふりをしながら裏切り行為を続け、収容所に戻ったホッパーとジョイスは比較的簡単に活路を見出します。他の場所でのバトルが派手で難しかった分、ちょっと簡単すぎたかもしれない印象がありました。
まぁ、ロシアチームは頼りになる大人が揃っているので簡単に見えてしまうのはしょうがないのかもしれませんが。
イマイチ:尺

ボリューム2の第8章は1時間27分。第9章は2時間22分。
もうちょっと小分けにしてくれてもよかったような気が。まぁ、ストーリーの流れを考えると切れないのかもしれませんが。
スキなところはもちろんですが、イマイチなところも。イマイチに思ってしまうのは『ストレンジャー・シングス』が素晴らしい作品であるがゆえの不満なんですよね。もっと色々できたんじゃないかとか、『ストレンジャー・シングス』なんだからこれくらいやってくれるだろう、という期待の表れなんですよねぇ。
あー、早くシーズン5が配信されないかなー。