安倍元首相の国会追悼演説は甘利前幹事長で調整
自民党は26日、8月3日召集の臨時国会で行われる見通しの安倍晋三元首相の衆院本会議での追悼演説について、甘利明前幹事長が行う方向で調整に入った。複数の与党関係者が明らかにした。
首相や首相経験者が亡くなった場合、これまでは野党第1党の党首クラスが演説することが多かったが、遺族の意向を踏まえたという。甘利氏は安倍氏と近く、第1次安倍政権では経済産業相を務め、第2次政権では経済再生相としてアベノミクスの牽引(けんいん)役を担った。安倍氏と甘利氏に麻生太郎副総裁を加えた3人は、頭文字から「3A」と呼ばれた。
◇…
【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちら
- 【視点】
非業の死を遂げた大物政治家に対する国会での追悼演説で歴史に残るのは、1960年の池田勇人首相(当時)によるものです。演説中に凶刃に倒れた当時の社会党委員長、浅沼稲次郎氏に対するもので、ライバルに対する心のこもったメッセージは多くの人の胸を打
…続きを読む