ポップな配色のタフなやつ
どこにでも持ち運べるというポータブルBluetoothスピーカーの魅力を完全防水、さらには水に浮かぶ仕様でとことん追求したのが2019年発売のUltimate Ears(アルティメット・イヤーズ)のWonderboom 2。小型スピーカーとして好評だった同機種の後継モデルWonderboom 3が、今月末に発売されます。
Wonderboom 2の登場時、米Gizmodoが残念だと思った点は「ちょっと流行りにのっかりすぎているよう」だと感じた「アスレジャー」発想のファブリックカバーでした。その点、Wonderboom 3では100%再生ポリエステルを採用しているので、不満なポイントは減ったかと。用意されているカラバリはJoyous Bright、Hyper Pink、Performance Blue、Active Blackの4色展開。また、スピーカーの残りの部分も“最低31%の使用済み再生プラスチック”を使っており、環境への配慮も見られます。

UE Wonderboom 3も引き続きIP67等級なので、防塵かつ水深1メートルの防水性能ということになります。でも水に浮く仕様ですから、そんなに深く沈めるのは大変かも。バッテリー寿命は使うモードと音量次第ですが、初代WonderboomからWonderboom 2が10時間から13時間へと飛躍したのに対し、Wonderboom 3は1時間伸びて14時間になりました。
さらにBluetooth動作範囲もWonderboom 3ではパワーアップしており、前モデルの約30メートルに対し、本モデルでは約40メートルに向上。新モデルでは携帯性だけでなく、屋内にあるソースデバイスへの接続性も改善されたということですね。前モデルからの全面刷新というわけではないため、Wonderboom 3も価格は100ドル(日本価格は税込み12,900円)のままです。
既に持っているユーザーが買い替えるほどではないかもしれませんが、アクティブなライフスタイルと相性の良い、初めてのワイヤレススピーカーを探している人には、アウトドアでの冒険もへっちゃらなWonderboom 3は良い選択肢となりそうです…!
Source: Ultimate Ears,