スケートではなく超加速歩行ギア。
リモコンを手に持って滑走する電動ローラースケートは存在しますが、似て非なる歩行拡張スケートという面白い装置が誕生しました。
その名は「Moonwalkers」。まるで低重力の月面を歩くがごとく、高速での歩行を可能にします。
高速歩行で移動すれば時間短縮になり、1日を効率的にこなせるかもしれませんね。重さは1.9kgあり、最高時速は約11kmで、フル充電にて10kmほどの距離を歩けます。ローラースケートではないので、さしずめ電動アシスト競歩って感じですかね?
歩行速度が250%上昇
ローラースケートとの違いはいろいろありますが、これは歩くためのギアなのでつま先部分に関節があります。そして驚きの10輪で安定性がバッチリですが、モーターで駆動するのは8輪と電車みたい。つま先にある2輪は、足のジェスチャー操作で回転できないようになる、ロック機構を装備しています。
また、スケートシューズだと慣性の法則に従ってコロコロを進み続けますが、「Moonwalkers」は機械学習アルゴリズムにより、信号などで足が止まると停止します。自動で加速を行いブレーキが不要なので、コントローラーも不要なのです。

いつどこで使おうか?
「Moonwalkers」はKICKSTARTERでクラウド・ファンディングを行っており、最初の50足が早割29%オフの約14万8100円。次の150足が21%オフの約16万3600円とプランが続きます。犬の散歩やコンビニに行くときに重宝しそうですし、遅めに歩いても大丈夫なので、足腰が弱い人にも良いアシストになるかもしれませんね。
Source: SHIFT, KICKSTARTER via NEW ATLAS