ソニーの新作マイク「C-80」は声にこだわるクリエイターの強い味方

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  • author 巽英俊
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ソニーの新作マイク「C-80」は声にこだわるクリエイターの強い味方
Image: SONY

今お使いのマイクに不満があるならこれがオススメ。

ソニーコンデンサーマイク分野でも老舗です。古くはNHKとの共同開発で1970年に発売したC-38Bが有名。これは演芸場のセンターによく使われていて、「漫才マイク」なんて呼ばれているおなじみのマイクですね。誕生から52年も経っていますが、その性能の素晴らしさゆえに今でも現行品という恐るべきロングセラーです。

最近では50kHzの超高域も収音できてハイレゾレコーディングも難なくこなすC-100が有名で、プロミュージシャンのレコーディングにも使われています。このC-100や、ボーカルマイクとして評価が高いC-800Gといったマイクの技術を継承した新モデル「C-80」が発表されました。これかなり良さげです。

Video: Sony (Japan) / YouTube

声を重視した音質設計

C-80_04
Image: SONY

こちらはいわゆるプロ用モデルの要素を、ホームスタジオや自宅配信用でも使える価格帯に落とし込んだモデルです。マイクカプセルはC-100のものをベースに、C-800Gと同じ振動膜素材を使用。特に中低域の再現性が特徴になっており、ボーカルや声のサウンドを強く意識しています。

ボディは防鳴筐体構造を採用して鳴きを低減することで濁りを排除。ローカットフィルターやパッドスイッチなど、マイクとして基本的なノイズ低減機能も装備しています。

C-80_10
Image: SONY

マイクに近寄りすぎると低域がダブつく近接効果も低減されており、抜け感あるクリアな声が収音できます。ゆえに宅録のボーカルや配信などの音質が1段階アップすることは確実。ギターやパーカッション録音もいけそうですね。

発売は12月9日で、ソニーストアでの価格は5万9400円。何十万円もするマイクには手が届かないけど、1〜2万円のエントリーモデルからはそろそろ卒業したいって人にはうってつけのモデルです。確実に音質アップできますよ。

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https://www.gizmodo.jp/2022/11/speakerstand-sanwa.html

Source: SONY