チョイ乗りならこんなのがいいじゃん!
軽自動車よりも小さくて乗り回しの自由度が高く、環境への負荷も低い1人乗りモビリティが注目を集めています。大手自動車メーカーだけでなく、新興メーカーの参入も目立ちますね。
モチーフはポラロイド
この「ミニマムモビリティ」は、広島に拠点を置く超小型EVのスタートアップ、KGモーターズが発表したコンセプトモデル。販売予定価格100万円を切ることを目標に、2025年の量産実現を目指しているそうです。

デザインのモチーフは80年代のポラロイドカメラだそうで、全体に程よくレトロ味あって角い! 左右だけでなく前後もシンメトリーなデザインでかわいらしいですね。
車両規格は原付バイクと同等なので車検は不要。税金や保険も原付と一緒で、軽自動車と比較すると年間約35万円の維持費ダウンが見込めます。だけど屋根・ドア・エアコン完備なので、原付よりもずっと快適そう。ただし、実際の運転は原付免許ではダメで、普通自動車免許が必要ですよ。
充電に特別な装置は不要で、家庭用の100VコンセントでOK。5時間充電で100km航続距離可能なので、街乗りなら余裕で使えますね。もちろんCO2排出量にも優れています。

モニター募集中
ミニマムモビリティは実証実験を行なうために、モニターリース参加者を募集しています。利用期間は2カ月で、リース料は月額1万円。モニタリングは2024年に実施予定で、利用者はアンケートに回答するのが条件。そのフィードバックが実際の製品開発に役立てられます。
現在、専用サイトで参加者の事前登録受付中です。こんな面白そうな乗り物を2万円で2カ月楽しめるなら、ちょっとチャレンジしてみたいですね。製品化への期待度も大です。
Source: KG Motors