どこからやって来た? 米国防総省、650件以上のUFO報告を調査へ

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  • author 岡本玄介
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どこからやって来た? 米国防総省、650件以上のUFO報告を調査へ
Image: CBS Evening News/YouTube

どこから飛んで来るんだろう?

アメリカ海軍が「未確認航空現象」の存在を認めたあたりから、「毎日UFOが現れる」と海軍のパイロットが証言したり、水中を数百ノットで移動する謎の飛行潜水物体が出現するなど、不思議な出来事がアレコレ公になっており、人々の関心は高まるばかりです。

中東で金属球が高速飛行

最新のUFO映像は、アメリカの軍事用監視ドローンが中東で捉えたもの。金属のような球体が、猛スピードで画面を横切る姿が収められています。

Video: CBS Evening News/YouTube

これとは別に、ペンタゴンことアメリカ国防総省もまた、公式に「650以上の潜在的なUFO情報を調査している」と発表しています。

省内にある未確認飛行物体に対応する部局All-domain Anomaly Resolution Office(全領域異常解決事務局)のショーン・カークパトリック所長は、「アメリカ東海岸と西海岸、中東、南シナ海での目撃情報が集中している」と上院軍事委員会に出席した際に話しています。

UFOは中国製?

国防総省は、UFO的な現象は「必ずしも宇宙からやって来た証拠はない」と話しています。

また、目撃情報のいくつかは、飛行物体の特性から中国製の航空機の可能性を疑っています。動画で球体の次に出てきたものは、赤外線で見ると旅客機だったとか。

ちょっと前には中国から飛んできたスパイ気球が世間を賑わしていましたよね。同様に、超高速で飛ぶ航空機も作っているのかもしれません。目撃情報が集中している地域も何か関係が…?

判明した事例もあるが…

2021年からの報告された366件のうち、いくつかはドローン気球、ごくわずかですがカメラのノイズだった場合もありますが…171件異常な飛び方を見せているため、より深く分析する必要があるんですって。

目撃の件数は増えていても、それらの正体はずっと謎のままです。そろそろ何か手がかりでも欲しいところですね。

Source: YouTube, CBS NEWS via Boing Boing