日本未上陸のスマホがずらり。OPPOとギズモードのイベントがすごく楽しかった

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  • author 三浦一紀
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日本未上陸のスマホがずらり。OPPOとギズモードのイベントがすごく楽しかった
Photo: Yo Noguchi

盛り上がり、すごかった!

2023年5月27日(土)に開催したイベント「OPPOとGIZMODOで“未来のスマホ”を考えるテックミーティング」。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回はOPPOが昨年から開催している「OPPOファンミーティング」をGIZMODOとのコラボイベントという形で開催。オウガ・ジャパンからは、OPPOのプロダクト企画担当とマーケティング担当の方が参加しました。

日本未上陸であるOPPOの折りたたみスマホ「OPPO Find N2」と「OPPO Find N2 Flip」についての詳細や、最新技術についてのトークやタッチ&トライ、そして参加者の方々が考える理想の折りたたみスマホの姿をディスカッションするワークショップが行なわれるなど、非常に盛り上がりました。

その模様をお伝えしていきます。

部品単位で見直してより使いやすい折りたたみスマホへ

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OPPOのマーケティング担当、LIPEIさんによる挨拶に続き、まずはアイスブレイク。OPPOに関する「勝ち抜けYES/NOクイズ」からスタートです。

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OPPOマニアでもなかなか難しい問題が並びましたが、見事勝ち残った1名様には「OPPO Pad Air」がプレゼントされました。おめでとうございます。

このイベントは2部制。第1部では、「触れるのは日本でここだけ! OPPOの折りたたみスマホってどこがすごいの?」と題して、先述のマーケティング担当のLIPEIさん、そしてプロダクト企画担当の齋藤さんを迎えたトークセッションを行ないました。

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左から、プロダクト企画担当の齋藤さん、マーケティング担当のLIPEIさん

MCはギズモード編集部員のリチャードが務めます。

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「OPPO Find N2」は、横折り型の折りたたみスマホ。折りたたんだ状態では普通のスマホのようですが、画面を開けば約7.1インチの有機ELディスプレイが堪能できます。

ディスプレイのリフレッシュレートは最高120Hz。解像度は1,920×1,792ドット。

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バッテリー容量は4,520mAhと大容量ながら、本体の重さは約233g(カラーによって約237g)と、軽量に仕上がっています。

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「OPPO Find N2 Flip」は縦折り型のコンパクトな折りたたみスマホ

開いたときのメインディスプレイは約6.8インチの有機EL(2,520×1,080ドット)。

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バッテリー容量は4,300mAh。本体の重さは約191gとなっています。

リチャードは

2機種とも前モデルに比べてヒンジの部分がスムーズで、質感がいいですね。指紋センサー対応というところもポイント。折りたたんだときのサイズ感もしっくりきて、持ちやすくて使いやすいという印象です。

と、とても気に入った様子。

特にOPPO Find N2のディスプレイは、メインディスプレイ、サブディスプレイとも最大120Hzという高リフレッシュレート。しかも輝度が高くなっているので、日中の屋外でも見やすくなっています。

また、リチャードはN2もN2 Flipも特にヒンジ部分が気に入った様子。開いたときに、メインディスプレイの折り目がほとんど目立たないんです。この技術力には感服していました。

LIPEIさん:ヒンジに関しては、ティアドロップ型のものを採用することで、折りたたんだときにスマートになるようにするとともに、強度も上げています。開閉テストは40万回をクリアしています。また、部材に関しても航空機で採用されている部材を使ったり、カーボンを使用したりすることで強度を保ちつつ軽量化も実現しています。

40万回ってイメージしづらいですけど、1日に100回開閉したとしても11年は持つ計算になります。

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また、このヒンジは45度から125度まで自由に角度を調整できるようになっています。それにより、動画視聴の際や写真撮影の際に、スタンドや三脚を使わなくても自立させることができるという特長があります。

通常、これだけヒンジ部分の強度を上げて角度調整ができるようにしたら、使用する部材が増えて本体重量の増加につながるんですけど、OPPO Find N2に関しては、前モデルから約40gの軽量化を実現。これにはかなり苦労したとのこと。

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齋藤さん:前モデルから部材をネジから全部見直しています。金属製のものをチタンやカーボンに変更したり、フレームもカーボンに変更したりすることで、強度を保ったまま軽量化しています。部品も以前は130個ほどだったものを100個くらいまでに減らしています。

ちなみに、通常10gの軽量化には1台につき100ドルの経費がかかると言われているそう。OPPO Find N2は前モデルから40gほど軽量化されているので、単純計算すると1台につき約400ドルの軽量化コストがかかっていることになります。

しかし、本体価格は前モデルとほぼ変わらず。この辺りの企業努力には頭が下がりますね。

ハッセルブラッドの「正しい色」の再現技術を搭載

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OPPOのスマホといえば、カメラにもかなり注力している印象。フラッグシップモデルは、中判カメラでおなじみのハッセルブラッドとの協業体制をとっています。このメリットはどんなところにあるのでしょうか。

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LIPEIさん:ハッセルブラッドの特長は、ナチュラルカラー。人間の目で見た色を正しく再現するところにこだわっています。そこからみなさんが好みの色に調整する。その振り幅を大きくするというのがひとつの方針です。

ちなみにカメラのスペックは、OPPO Find N2のアウトカメラのメインが50メガピクセル、超広角が48メガピクセル、望遠が32メガピクセルの3眼構成。サブディスプレイ側のカメラは32メガピクセル。

OPPO Find N2 Flipはアウトカメラのメインが50メガピクセル、超広角が8メガピクセル、サブディスプレイ側のカメラは32メガピクセルという構成です。

齋藤さん:サブディスプレイ側のカメラも高画素化しています。自撮りをするときでも高画素、高画質な写真や動画が撮れるように、フラッグシップ並みの部材を惜しげもなく使っています。

急速充電対応ながらバッテリーの長寿命化を実現

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リチャードがもうひとつ注目していたのが、バッテリー技術。OPPOは急速充電に関してのパイオニア。約40分で満充電できます。これならちょっとした空き時間に充電できますね。この充電技術は「SUPERVOOC™」という名称です。

急速充電はとてもありがたい技術ですが、気になるのはバッテリーの寿命。どうしても発熱やへたりが気になってしまいます。

その辺りもOPPOは技術力で克服。独自にBHE(Battery Health Engine)という技術を開発することで、バッテリー容量が80%に劣化するまでのリサイクル回数を約1,600回としています。

従来のバッテリーは800回ということなので、単純に約2倍の寿命になっているということ。1日1回満充電にしても、4年以上はもつ計算になります。

ちなみに、OPPOの急速充電技術「SUPERVOOC™」とはどんなものなのでしょうか。

齋藤さん:バッテリーを2つ搭載して、同時に充電することで充電時間を短縮しています。発熱に関しても徹底的にテストを繰り返して安全性も確保しています。

折りたたみスマホの使い心地

齋藤さんは1年以上折りたたみスマホ(OPPO Find N)を使っているということで、その使用感について次のように感じているとのこと。

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齋藤さん:外出中や仕事中は折りたたんだ状態で、サブディスプレイでメールを見たり電話をしたりすることが多いですね。一方、家にいるときや電車での移動中など落ち着いている状況では、開いて大画面で使用しています。私の場合は、画面を分割してメールを見ながらTwitterを見たり、動画を見ながらWebサイトを見たりというように、複数のことを同時に行なっています。

画面を分割して複数のアプリを使用することで、結果的に時短につながるとのこと。さすが、使いこなしていますね。

また、マンガなどを読むときにも大画面だと見開きページをそのまま見られるなどの利点もあるようです。

OPPOは折りたたみスマホ「OPPO Find N」シリーズに非常に注力している印象がありますが、その熱意はどこから来ているのでしょうか。

LIPEIさん:まず、お客様のニーズがあるということ。そこに全力で応えていきたいという気持ちがあります。もうひとつが、新しいスマホの体験を届けたいという想いですね。残念ながら日本ではまだ展開予定はありませんが、常にチャンスはうかがっています。

ここで第1部は終了。20分の休憩時間となりました。

日本未上陸の2機種をタッチ&トライ

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休憩時間には、軽食やドリンクを楽しんだり、会場に展示されたOPPO Find N2とOPPO Find N2 Flipのタッチ&トライしたり。

参加者のみなさんは、日本未上陸の機種とあって興味津々といった様子。


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実際に触ってみると、上品な質感にコンパクトなサイズ、それでいて開けば大画面になるというギミックは、とても心に響きます。これ、日本で発売されたら絶対人気出るだろうなぁ

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また日本未上陸の「OPPO X 2021」や「OPPO Find X5 Pro」といったスマホも展示されていました。

特にローラブルモデルとして注目を集めた「OPPO X 2021」に参加者は興味津々。

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ディスプレイが一番閉じた状態
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ディスプレイが一番伸びた状態

理想の折りたたみスマホ、どんなの?

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第2部は、「勝ち抜きYES/NOクイズ」の2回目のあとに、参加者のみなさんに理想のスマホを考えていただくワークショップ「あったらいいなを考える。折りたたみスマホ理想の機能提案会」を行ないました。

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6つのテーブルごとにグループになって、理想のスマホの機能を提案してもらいます。シンキングタイムは20分です。

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その結果、さまざまな機能が提案されました。主なものは以下の通り。

・モジュール式でスピーカーやバッテリーなどを付け替えられる

・ゲームプレイ時にコントローラーが使える

・アイトラッキングで視線で文字入力ができる

・ソーラー充電や体温充電に対応

・自立するという折りたたみスマホの特徴を活かしてプロジェクター機能の搭載

・音声やボタンによる自動開閉機能

・音声で開く角度を指定するとその角度に開く

・端末のヒンジ部分に小さなディスプレイを付けてそこに広告を表示させることで本体価格を下げる

・完全分離して2台のスマホとして使える

なかなかぶっ飛んだアイデアも多く、登壇者のみなさんも「参考にしたい」とメモをしておりました。もしかしたらこの中から実現するアイデア、あるかも?

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なお、一番おもしろいアイデアを出したグループの方々には、スマートバンド「OPPO Band 2」がプレゼントされました。おめでとうございます。

OPPO Find Nシリーズ、日本に来てくれないかな?

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ということで、約2時間30分にわたって行なわれたイベントもお開きに。ギズモードとOPPOによるコラボイベントの開催は初めてでしたが、とても有意義な時間を送ることができたのではないかと思います。ご参加いただいたみなさま、重ね重ねありがとうございました。

特に第2部のワークショップでは、参加者のみなさまのOPPOに対する熱い想いが感じられて、このイベントを開催してよかったなと実感。

ぜひぜひ、日本でもOPPO Find Nシリーズを展開してほしい。そう強く思いましたし、おそらく参加者の方々もそう思ったことでしょう。

OPPO Find Nシリーズが日本上陸を果たした暁には、またイベントが開催できたらいいですね。そうなるように、みなさんと一緒に盛り上げていきましょう!

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Source: OPPO