企業が申請した特許から、未来のガジェットを想像するのは楽しいもの。Appleの最新特許もまさにそんな特許でした。ノートPCの未来を思わせてくれるんです。
特許が出願されたのは2021年6月、承認されたのが今年の7月。特許タイトルは「モジュール型コンピューターと入力端末」。
「モジュールコンピューターと入力端末」って何?
スクリーンやキーボードを着脱できるスロットがあるドックのようなものみたい。ドックとなるベース端末にはヒンジがあり、取り付けたアイテムを回転させることも可能。
特許内の画像の中には、ドックにスクリーンとキーボードを装着し、ラップトップまたは2-in1端末のような構成のオーソドックスなものから、スクリーンを数枚搭載したものも。

複数スクリーンver.は、1つはメインディスプレイ、その他はメモパッド・お絵かきタブレットにするといった使い方を想定しているようです。
スクリーンやキーボードに止まらず、幅広いアイテムまでAppleは想定しているようです。中には、DJのターンテーブルとディスプレイという構成のもの(トップ画像)もあり、ユーザー好みで幅広い使い方ができるみたい。
特許=将来リリースされる商品、ではない
時や場所、目的に応じて、ユーザーが自由にディスプレイやらキーボードやらをドックに付け替えるって、想像しただけで最高! モジュール式ならば、パーツごとの修理や買い替え、買い足しもできるということです。
しかし、忘れてはいけないのが特許あるある。特許=近い将来リリースされる商品ではないということ。特許はあくまで「かもしれない」で、実現されるかどうかはまた別のお話。
でも、今回のこれは夢が広がるやつ。モジュール式、いいよねぇ。
Source: USPTO