2022年8月18日の記事を編集して再掲載しています。
ちょっと窮屈なのよね。
今、僕の周りでちょっとしたiPad miniブームが起こっています。小型軽量で電子書籍読んだり動画見たりするのにちょうどいいサイズ感。人気なのもわかります。
ただひとつ気になることが。それはApple(アップル)からiPad miniの純正キーボード付きケースが発売されていないこと。なんでこんな人気のあるiPad miniなのに用意されてないのだろう。
そんなことをぼーっと考えているとき、AmazonでiPad mini用のキーボード付きケースを見つけましたので、光の速さよりも速くポチりました。では、見ていきましょう。
キーボードが分離できる
このケース、重さは約435g。iPad miniに着けると結758gになります。まあキーボード付きですし、そのあたりはしょうがないですね。

大きな特徴は2つ。ひとつめがキーボード部分とシェル部分が分離できます。なので、キーボードが不要なときは取り外して持ち運ぶことが可能です。

2つめが、Apple Pencilの充電に対応していること。シェル上部がマグネットになっているので、そこにApple Pencilをくっつけると充電ができます。あ、Apple Pencilは別売りですよ!




キーボードは別途充電が必要。最大92時間使えるので、それほど頻繁に充電する必要がないのはいいですね。また、iPad miniとはBluetoothで接続するので、ペアリングを忘れずにしましょうね。
タイピングはしづらい
で、実際の使い心地はというと、微妙…。
キーボード、打鍵感は悪くありません。キーストロークが深めで反発力もあるので、「文字入力してる!」という感覚はあります。

ただ、キーピッチが狭すぎ。iPad miniのサイズが小さいので、どうしてもキーボードの横幅は決まってしまいます。普段フルサイズのキーボードを使っていると、この狭さではすらすらタイピングするのは難しいでしょう。
また、横幅の関係でキーが少なくなっているので、カギ括弧などの一部の記号はFnキーと組み合わせる必要があります。これも慣れないとなかなか辛いものがあります。
iPad miniが持ちやすくなるメリットも
逆に使ってみて「おっ!」と思ったのはケースのほう。取り外したときにiPad miniが持ちやすいんです。

iPad miniはホームボタンがなくなり、ベゼルがかなり薄くなりました。その結果、手で持つときの持ちしろが少なくて、意図せず画面に指が触れてしまうことが結構あるんです。
でもこのケースを取り付けると、左側にある厚み(ヒンジ部分)がちょうどいい持ちしろになってくれるんですよ。これは大発見でした。
Appleが作らない理由がなんとなくわかりました
今回このケースを使ってみて、AppleがどうしてiPad mini用のキーボード付きケースを作らないのか、わかったような気がします。だって、あまり実用的じゃないんだもん。
でもサードパーティからは出ているので、どうしてもiPad miniにキーボード付きケースが欲しいという方は検討してみてはいかがでしょう。慣れてしまえばすらすら文字入力できるようになると思いますよ!
Photo: 三浦一紀
Source: Amazon