市立小プールの水、6日間流し続けて損害190万円…市教委は校長と担当教諭に半額請求
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川崎市教育委員会は10日、市立稲田小学校(多摩区)でプール開きに備えた作業の際、6日間にわたり水を流し続けるミスがあったと発表した。流出した水はプール約6杯分の約2200トンに及び、損害額は約190万円。市教委は、作業を担当した30歳代の男性教諭と上司の男性校長に過失があったとして、損害の5割にあたる約95万円を2人に請求した。

発表によると、教諭は5月17日にプールへの注水を開始したが、警報音が鳴ったため電源ブレーカーを落とした。その後、止水したつもりだったが電源喪失状態でスイッチが機能せず、同22日に発見されるまで注水が続いていた。市教委は「全学校の教職員を対象とした研修会を通じ、確認を徹底する」としている。