「デスバレーが130℉超え」とか言われてもわかんない!
そうお悩みのみなさまにザックリ暗算のする方法、教えます。
公式
まずは公式から見てみましょう。
℃ × 1.8 + 32 = ℉
(℉ - 32) × 5/9 = ℃
摂氏(℃)に1.8かけて32足せば華氏(℉)になります。その反対は華氏(℉)から32引いて9分の5をかけるだけ。
もう覚えちゃった人はこの下は読まなくていいのですが、これ、在米が長い自分でも「あれ?どうやるんだっけ??」と頭がごっちゃになります。
まず「32」という数字が中途半端。で、なんの脈絡もなく「1.8」が出てきます。しかも「5/9」っていうのは計算してみると「0.55555555555」じゃないですかね。
9で割って5かけるとか意味わかんない。すでに脳のキャパをはるかにオーバーです♨
というわけで毎度、Googleで「130F in C」と検索して答えを見ちゃってるんですが、人生いつなんどき電気がなくなるかわかりません。
火打ち石しか使えなくなった場合のことを思うと、やっぱり暗算ぐらいできるようにしたい。そう思ってウン十年も経ってしまってました。
ザックリ求めたいときの暗算方法
同じ問題を抱える人は大勢いるようで、ここにアバウトな暗算のやり方が紹介されていて、へーとなりました。少し書き出してみますね。それは…
℃を倍にして1割引いて32を足せば℉になる
…というもの。たとえば130℉=54.4444℃をこれに当てはめると…
54℃の倍は108
1割(10.8)引くと97.2
32を足すと129.2
54.4444℃を54℃に四捨五入したこと考えると、ほぼほぼ130℉と当たりをつけることができます。紙とペンがなくて1.8かけられないとき覚えてくと便利。
語呂で公式覚えちゃう
「えー公式より複雑」「余計にわからなくなった」という人はもう公式を覚えちゃいましょう。日本語の語呂だと「嫌味に足す」でOK。
℃に1.8(いや)かけて32(みに)を足せば℉
ってなわけですねーはい。逆に℉から℃に変換する場合は、この語呂で覚えた式に当てはめたあと℃を求めればOK。例えば130℉を℃に変換する場合、
℃ × 1.8 + 32 = 130
(130 - 32) ÷ 1.8 = 54.4444℉
ほらね! こうやれば「嫌味に足す」で℃→℉も℉→℃もなんとか間に合っちゃう!
普及するかどうかはわからないけど、私は一生この「嫌味に足す」で乗り切っていけそうな気がしています。
演習
ちなみに32というのは結構意味深な温度です。32℉を℃に換算するとピッタリあの温度になるんすね。
あと-40℉を摂氏(℃)に換算すると、これまたおもしろいことになります。ぜひやってみて。
Source: simplemost