年末年始の山を越えると、来春に向かって仕事が忙しくなる人が多いかと思います。最近は、ペーパーレス化が進んだとはいえ、忙しい時期ってどうしても荷物が多くなりがちですよね。ボクは普段から物が多くて選ぶカバンに困っていますが。
さて今回は、どんなに荷物が増えても快適すぎてむしろ多い方が楽しくなってしまう、そんなバックパックをプレスルームに伺って触ってみました。
細部に宿る快適さのヒミツ

バッグとラゲッジのアップデートを提案するバッグブランドのMONOLITH(モノリス)。そのラボラトリーラインMONOLITH ALPHA(モノリスアルファ)として展開している「BACKPACK PRO STORAGE XL」を紹介。
MONOLITHは「次世代のスタンダードとなる最高のバッグ&ラゲージを提供する」をコンセプトにしています。昨今は、ビジネスシーンでも人気急上昇中です。そのなかでも、既成概念に捉われずバッグを創造するラインであるモノリスアルファ初のバッグは「収納力」に特化し、ブランド初のXLサイズが登場しました。

まずは、その大きさたるや。幅:400mm×高さ:550mm×マチ:230mmと、たっぷり物が入る42Lサイズ。身長172cm、中肉中背のボクですが、背負ってみると背中がすっぽり隠れてしまうくらい。

メイン収納は、ファスナーを立体的にレイアウトし、大きく開閉できるのが特徴。たくさん物が入るだけに、これだけガバッと開いてくれると、入れたものを探しやすいですし、どれだけ大きな物を入れていても取り出しやすいですよね。

大容量の収納スペースに加え、中にもジップ付きの大きめ収納のほか、小物をいれるポケットも多数装備。ナイロンメッシュ生地のジップ付き収納が上下にふたつと、貴重品を収納できるセキュリティポケットも配置。サイドにも500mlペットボトルがすっぽり入り、しかも斜めに設置されたジップ付きの大きめポケットがふたつあり、背負ったままでも開きやすい。背中部には、16インチクラスのラップトップが収納可能な、クッション材入りのPC収納ポケットを配置。

また、フロントのポケットにはジップも装着されていますが、マグネットで開閉が可能なので、ジップを閉めずとも、ポケットにスッとアクセスが可能です。写真では、見えづらいのですが、フロントポケットと本体を貫通するケーブルホールが配置されているので、たとえば、バッグ本体に収納したバッテリーのケーブルをフロントポケット側に通して、スマホを充電することもできますね。

メイン収納のジップは、撥水性と強度もあるファスナーを採用。表面の生地には、摩耗、引き裂きに強く、耐水性にも優れた軽量素材のCORDURA BALLISTIC AIRを使用。多少の小雨でも安心でドロなどの汚れにも強く、頼もしい素材です。

背面部は柔らかくも耐久性のあるメッシュのクッション素材を装備しているので、内容物の背中へのあたりを柔らげ、優しくフィットしながらもメッシュ構造なので通気性もバツグン。

ショルダーストラップは、身体にフィットする形状と構造により肩や腰の負担を軽減し、さらにロードリフトストラップ(肩部のストラップ)とチェストストラップ(胸部のストラップ)を装備して、フィット感をさらに高めています。
スタイルを選ばないミニマルデザインと大容量

地面に置いても自立する設計なので、倒れることもありません。見た目もかなりスマートな、モノクロカラーのミニマルデザインで、ビジネスにもカジュアルでも。もちろんアウトドアでも使えます。
実際に、どのくらいの容量が入るのか、試してみました。

普段から荷物が多く、バッグが重いと指摘されがちですが、内容物は折りたたみ傘、財布、メガネケース、ペットボトル、13インチのPC、外付けHDやPCの周辺機器などを収納したドライバッグ、急な温度変化の際のカーディガンのほか、展示会のインビテーション(ハガキ)、名刺ケース、手帳などなど。
すべてを収納すると、高さ:47cm×幅:39.5cm×マチ:15cm という、けっこう大きめなバックパックでもパンパンです。

でも、あっという間にすべてがスマートに収まって、まだかなりの余裕。
これくらいの大きさと収納ポケットがたくさんあると、ボクの様なノマドワーカーにとっては、とてもありがたい大きさと構造なんです。結構な重さのはずですが、背負ってみてもショルダーストラップのクッションと構造のおかげなのか、いつもよりも軽く感じます。
そして本体の上部に配置されたハンドルに手をかけても持ちやすく、内容物が重い時でも切れて落下する心配はありません。

こんなオーバースペック感が、持っているだけで楽しくなってしまうのはボクだけでしょうか。
Photo: カネコヒデシ