お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬が、2日深夜放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす! 土曜日」に出演。松本人志にやってしまった〝粗相〟について打ち明けた。
小沢は「僕、いまだに忘れられない先輩とのことがあって。先輩に怒られたことじゃないんだけど、自分の致命的なミスをずっと引きずってるんですよ」と語り始めた。
それは20年ほど前に松本に食事に誘われたときのこと。15人ほどで食事を楽しみ、会が終了した際、後輩の芸人が「じゃあごちそうさまでした」とお金を払おうとしたという。
小沢は「(後輩は)『今日ありがとうございました、僕の分です』って言って払おうとしたの。そしたらさ、僕が言うことじゃないのに、『あ、大丈夫、大丈夫。松本さん出すから』って俺、言っちゃったの」と回想した。
これに対しメーンパーソナリティーの加藤浩次は「あ、それダメだわ」と絶句。小沢は「俺、ずっとそれ引きずってんの。なんか分かんないんだけど、つい言っちゃったのよ」と肩を落とした。
加藤から、松本は何と言っていたか?と聞かれた小沢は「松本さんは笑ってた」と返答。つい3か月ほど前にも、松本にこの話をし、「僕、いまだにあれ引きずってるんですけど」と明かしたところ「いや、忘れとったわ」と言われたという。
とはいえ小沢は「けど、ずっとそれ引きずってるんですよ。いまだに松本さんと会うと、あの日の『大丈夫、松本さん出すから』って、なんで俺、あんなこと言ったんだろうって」と苦しい心中を吐露した。
加藤は「そこからずっと〝カブせ〟続ければよかったのに」と笑ったが、小沢は「ほんとにあれが忘れられないんですよ。いま松本さんとご飯行ってそういう粗相はしないと思ってても、あれがある限り… 思い出しちゃうのよ。(頭の中で)『無事に終われ~…』」とかなりのトラウマになっていることをうかがわせた。