ふと両親から「スマホのアプリの使い方がわからない」なんて言われたりしたときに、こうやるんだよとLINEのテキストメッセージで送っても、「よくわからないんだけど」なんて言われたりします。
そんなときにその使い方を視覚的に、つまり画面録画によって説明すると、途端にそれが簡単な作業であることがわかってもらえたりします。
さて、こんな感じで意外といろいろなことに使える画面録画の方法を、iPhoneとAndroidそれぞれ紹介していきますよ。
iPhoneで画面録画をする方法

iPhone、iOS端末での画面録画やスクリーンショットは簡単に行なえます。
スクリーンショットについては、サイドボタン(電源ボタン)と音量を上げるボタンを同時に押すことですぐに撮影ができます。画像は保存され、ディスプレイの左下隅に表示されるので、そのままタップして開くことも可能です。
画面録画をするためには、まず「設定」>「コントロールセンター」と進み「画面収録」の項目を探します。横にある緑の+ボタンをタップすることで、コントロールセンターからすぐに画面録画機能にアクセスできるようになります。
録画したい画面を表示して、iPhoneのディスプレイの右上隅から下へとスワイプすると、コントロールセンターに小さな目玉のような丸い録画アイコンが表示されます。ボタンを押すと3秒のカウントダウンがあり、その後録画が開始されるわけです。
録画が終わったら、再度コントロールセンターを開くか、ディスプレイ上部の赤いステータスバーをタップし、ダイアログが出たら「停止」を選んで終了します。
iPhone 14 Pro、あるいは最新のiPhone 15を使用している場合は、ディスプレイ上部のDynamic Islandから録画の停止が可能です。
録画した動画は自動的に保存され、写真アプリから確認できます。これで完了です。
Androidで画面録画をする方法

Androidスマホはメーカーによってさまざまな機種があるわけですが、スクリーンショットや画面録画は、ほとんどのスマホで同じような方法でできるはずです。
まずスクリーンショットについては、電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に押すことで撮影できます。この操作は、Google PixelやSamsungスマホなど、ほとんどの主要なAndroidスマホで機能するはずです。一部のスマホでは、ディスプレイの下部に表示される小さなポップアップをタップすることで、編集やトリミングも行なえます。
ボタンでスクリーンショットができない場合は、電源ボタンを長押しすることで、ポップアップオプションの中から「スクリーンショット」を選べば撮影できるはずです。
さらにAndroid 12以上を搭載したスマホであれば、スクロールスクリーンショットと呼ばれる画像も撮影できます。上記の手順でスクリーンショットを撮るのは変わらないのですが、ブラウザなど縦長でスクロールがあるページを撮影した場合に、ディスプレイ下部に「キャプチャ範囲を拡大」と表示されるので、タップするとトリミングの要領で撮影する範囲を伸ばしたり調整ができるのです。
画面録画については、Android 11以降で標準機能として搭載されています。
やり方は、まずディスプレイの上部から下へとスワイプしてメニューを表示させます。次に、ライトや機内モードなど機能の中から、目玉アイコンの「スクリーンレコード」をタップします。
録画開始前に音声の録音やタップ記録するかのオプションがポップアップ表示されるので、必要であればオンにして「開始」をタップでスタートします。録音のオプションもデバイスの音かマイクからの音か、あるいは両方かがあるので、用途に応じて変更できるというわけです。
録画の停止には、開始と同様にメニューを表示して「停止」をタップして終了します。撮影した動画は自動で保存されるので、ファイラーアプリや写真アプリから確認や共有が可能です。