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CLASSE、HEOSに対応したプリアンプ「Delta PRE MK II」

「Delta PRE MK II」

ディーアンドエムホールディングスは、CLASSE(クラッセ)のプリアンプで、デノンやマランツで採用されているHEOSに対応した「Delta PRE MK II」を、3月29日に発売する。価格は198万円。

既発売の「Delta PRE」オーナー向けのアップグレードキットも、495,000円で用意する。

最大の特徴はデノンやマランツにも採用され、高い評価を得ているネットワークオーディオ/マルチルームオーディオのプラットフォームであるHEOSに対応したこと。

これにより、Delta PRE MK II単体で、Amazon Music HDやAWA、Spotify、SoundCloudといった音楽ストリーミングサービスのコンテンツを再生できる。

またDLNAとRoon Readyもサポートするため、NASなどのミュージックサーバーからのハイレゾファイル再生にも対応。フロントパネルのUSB Type-A端子に接続したUSBメモリ内のファイル再生もできる。

リアパネルにはUSB Type-B端子を備え、PCやMacなどと接続して、ローカルの音楽ファイルを高音質再生することも可能。WAV、AIFF、ALAC、FLAC、DSD、MQAなど、幅広いフォーマットをサポートするほか、AirPlay 2もサポートする。

デジタル入力はイーサネット、USB Type-A(フロント)、USB Type-B、AES/EBU、同軸デジタル×3、光デジタル×3。アナログ入力はXLR×5、RCA×2、Phone(MM/MC)。出力はXLR×5、RCA×5、ヘッドフォン(フロント)。

AKM製DACチップ「AK4497EQ」をデュアルで採用し、最大768kHz/32bitまでのPCMとDSD 22.4MHzをサポートする。チャンネルごとに独立した5バンドのパラメトリックEQを備え、信号経路におけるノイズや歪みを与えることのない高度なデジタル・ドメイン・フィルターで周波数、レベル、Qを調整できる。

Delta PRE向けのアップグレードキットは、同社サービスセンターで取付可能。このアップグレードにより「お気に入りのプリアンプを買い替えることなく、最新のHEOSの機能を導入することができる」という。