大谷翔平の元通訳・水原一平氏、国際犯罪捜査の対象か…「水原氏の役割」解明へ
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【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・大谷翔平選手(29)の通訳を解雇された水原一平氏(39)の違法賭博疑惑で、米スポーツ専門局ESPNは26日、水原氏が米国土安全保障捜査局(HSI)の捜査対象になっていると報じた。

HSIはESPNに、金融犯罪を捜査する内国歳入庁(IRS)犯罪捜査部と連携して「水原氏の役割を含む全体的な捜査」を進めていると明らかにした。
具体的な容疑については言及していない。HSIは国際的な犯罪組織を対象に、テロや麻薬密輸、マネーロンダリング(資金洗浄)などを捜査する権限を持つ。
ESPNによると、HSIとIRS、カリフォルニア州の連邦検察当局は昨年から、水原氏との関係が疑われる同州のブックメーカー(賭け業者)、マシュー・ボウヤー氏を捜査してきた。