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VIVID Audio、超弩級5ウェイ・13ドライバースピーカー「Moya M1」。TIASで披露

Moya M1

ステラは、VIVID Audioのフラッグシップスピーカー「Moya M1」を日本で展開する。価格は未定で、7月26日~28日に東京国際フォーラムで開催される東京インターナショナルオーディオショウで披露すると共に、価格も発表予定。

VIVID Audioのスピーカー設計者、ローレンス・ディッキー氏の「集大成ともいえるラウドスピーカー」であり、「極限まで精密かつ繊細に再生すると同時に、ロックコンサートのような大音量も再現できる。巨大なパイプオルガンのコンサートから90年代のハウスミュージックの最低音域まで、どの音域でもオーディオの感動を伝える」という。Moyaは、ズールー語で「風」や「息」といった概念を表す言葉。

5ウェイ、13ドライバーのシステムで、すべてのドライバーは既存ドライバーを元に開発しつつ、Moya M1向けに最適化している。

高域用ユニットは、26mm径の新開発Diamond-like Coated(DLC)ツイーター。Vivid Audioの社内で開発したパッシブハード配線フィルターを採用し、従来ではアクティブシステムでのみ可能とされていた滑らかさ、正確さ、位相の一致が可能になったという。

中高域用は50mmのDLCドームユニット、中域用は100mmのカーボンファイバーで強化したコーンユニットを採用。中低域用は175mmユニットで、2基搭載する。

低域用ドライバーは8基で、いずれも225mm。「力強さと精密さを兼ね備え、室内楽が奏でる繊細な音からロックコンサートレベルのサウンドまで、驚くべき精度と詳細さで楽しむことができる」という。

クロスオーバー周波数は125Hz、550Hz、1.7kHz、4kHz。周波数帯域は19Hz~42kHz。外形寸法は660×1,210×1,660mm(幅×奥行き×高さ)。組立時総重量は346kg(1箱60kgのピースに分けて届けられる)。