なんだか焦ってる?
みなさん、いつもお使いのスマホって何年ごとに買い替えていますか? 常に最新のトップモデルをお求めの方はいつまでも最先端を走り続けていただきたいけど、4~5年は同じスマホを使い続け、あまりにもバッテリーの持ちが悪くなったら買い替えるという方も増えてきています。
電話とブラウザとSNSアプリくらいしか使わないというなら、確かに4~5年前のモデルでも大丈夫だもんね。
そういった状況のなか、Apple(アップル)がiPhone 11/12シリーズとiPhone 15シリーズを比較する「Reasons to Upgrade」というページを公開しました。なお英語版のみのコンテンツです。
見てみると手ブレが減ったよ! 人間や犬、猫の写真ならあとからポートレートモードに変換できるよ! ダイナミックアイランドがあるから情報を見逃すことがなくなったよ!などなど、さまざまな視点からiPhone 15シリーズのよさをアピール。
しかしハイスペックな機能性能にはあまり惹かれないから、1つのモデルを長く使い続けている人にプレゼンするにはちょーっとピンとこない。カメラの解像度が高くなったよ!と、ストレージが増えて多くの写真/動画を保存できるようになったよ!に関しては、写真も動画も高解像なぶん容量喰いになってない?と感じるし。
現時点でiPhone 11/12シリーズオーナーのハートを射止めるには、バッテリー寿命が長くなったよ! 落としても割れにくくなったよ! といった実用的な要素を先に見せていったほうがいいのではないかしら? もしくはリーズナブルなiPhone SEと比較するコンテンツにするとかさ。
技術力の高さだけではなくマーケティング戦略のクオリティにおいても世界有数のAppleです。iPhone 15の先進性を旧来モデルのユーザーにアピールするコンテンツに勝算があると見込んでいるのでしょう。
しかしその背景には「電話とブラウザとカメラとSNSアプリが使えればいいや」と、安価なAndroidスマホに移行するユーザーが増えているのではと勘ぐってしまいそうになりますね…。
Source: Apple