米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、共和党のドナルド・トランプ前大統領が11月の大統領選で返り咲いた場合、実業家のイーロン・マスク氏を政策顧問役として起用する案が浮上していると報じた。経済や国境管理に関して助言を受ける方策を議論しているという。 報道によると、両氏は3月に面会し、その後も連絡を取り合っている。マスク氏はデータに基づいて選挙の不正を防ぐ方法などをトランプ氏に提案。さらにソーシャルメディアや電気自動車(EV)、衛星打ち上げ事業など、マスク氏が手がける事業に関しても議論しているという。 マスク氏は大統領選の共和党候補指名争いで、トランプ氏のライバルだった南部フロリダ州のロン・デサンティス知事の出馬表明に協力するなど、トランプ氏と距離を置いていた。今年3月にトランプ氏との面会が報じられたが、大統領選では「献金はしない」と表明していた。【ワシントン秋山信一】
5月の重慶モーターショーに展示されたオフロードEV「東風・猛士917」。米バイデン政権は中国のEV「過剰生産」に対抗して関税を4倍にした RenYong / SOPA Images via Reuters Connect <あるとしたら、どこにあるのか?> アメリカのバイデン政権は5月14日に中国製の電気自動車(EV)に対する制裁関税を現行の25%から100%に、太陽電池に対する制裁関税も25%から50%に引き上げると発表した。4月にアメリカのイエレン財務長官が訪中した際にもEV、太陽電池、二次電池において中国が過剰な生産能力を形成し、安い製品を輸出して外国を圧迫していると批判していた。今回の制裁関税の引き上げはそうしたアメリカ側の不満を背景とするものである。 ■需要は急成長 たしかに、中国のEVの工場稼働率は5割程度とされ(『日本経済新聞』2024年4月28日)、太陽電池に関しては、中国
いすゞ自動車は28日、電気自動車(EV)の路線バス「エルガEV」を発売したと発表した。車内後部の段差をなくして床をフルフラットにし、高齢者などにも優しい設計にした。床がフルフラットの路線バスは国内初という。動力源となるリチウムイオンバッテリーは屋根上と車体後部床下の2カ所に配置した。EV化でエンジ
米国における電気自動車(EV)販売は年初から低調で、ブームが去ったと結論付けるのは容易に思えるかもしれない。1-3月(第1四半期)の販売台数は前年比ほぼ横ばいで、フォード・モーターは建設中のバッテリー工場での生産能力を大幅に縮小、テスラは世界で少なくとも10%の人員を削減する。ただこうした厳しい状況も、業界全体の一部を映しているに過ぎない。 フォード、計画中のバッテリー工場を縮小へ-EV需要低迷で テスラ社内に広がる疑心暗鬼、終わらぬ人員削減に「次は自分の番」 一部で減速の兆候が示される一方、EVがまだこれからの業界であり、次の成長期を目前に控えていることを示唆する兆候も見られる。実際、大半の自動車メーカーにとっては第1四半期でさえ非常に好調だった。米国でEVを販売する大手メーカー10社のうち6社は、販売台数が前年比で急増。現代自動車と起亜自動車は56%増、フォードは86%増えた。4月分に
排ガス出ず音も静かだから地下での作業にも向いているとか。 パートナー企業の電気自動車も一緒に配置 日立建機はこのたび、千葉県市川市に新たな研究拠点「ZERO EMISSION EV-LAB(ゼロ・エミッション・EVラボ)」を新設、その開所式を2024年5月27日(月)に行いました。 ここは、廃棄物ゼロを目指し持続可能な社会を実現する、いわゆる「ゼロ・エミッション化」を建設現場でも実現するために、ユーザーやパートナー企業などと協創する拠点として開設されています。 拡大画像 千葉県市川市に開設された日立建機の「ゼロ・エミッション・EVラボ」(乗りものニュース編集部撮影)。 約500坪(1654平方メートル)ある敷地はコミュニケーションエリアと、デモエリアに分かれており、前者では新たなソリューションを生み出すディスカッションの場として、後者は建設現場を再現することで電動資機材の運用研究やシミュレ
愛車を走らせつつ電気自動車関連の話題をレポートする連載の第19回。Honda eが1回目の車検を迎えました。3年間で走行距離は5万5000km強。気になるのはバッテリーの劣化度(SOH)です。車検時に測ってほしいと思っていたのですが……。 満充電からの航続距離表示は3年前より増えていた! EVに乗っていて、よく聞かれるのが「バッテリーって劣化するんでしょ?」という話。でも、私のHonda eは3年乗っても、とくにパワーや航続距離が減った印象はありません。満充電時に表示される航続可能距離は230〜240km。スマホを探してみると、満充電で216kmと表示されている約3年前の写真が出てきました。まさか増えていたとは(笑)。 とはいえこの数字、乗り方などによって変動するので、あくまで参考程度にしかなりません。オーナーとしては、もう少しきちんと知っておきたい。せっかく車検で預けるので、ディーラーに
時間貸駐車場を運営するパーク24と子会社のタイムズ24は5月29日、急速充電器などを製造・販売する東光高岳(東京都江東区)と共同で、EV充電サービス「aima CHARGE(あいまチャージ)」の実証試験を「タイムズパーキング」で7月8日から実施すると発表した。 「EV充電は、出かけた先で用事の合間に」がコンセプト。従来よりも出力の高い15kW(CHAdeMO規格)の充電器を導入する。料金は44円/kWh。 東京・渋谷区にある「タイムズ渋谷本町第24」から始め、商業施設などへも設置を進める。24年度中に10カ所程度に拡大する方針だ。 パーク24は、実証試験を通じて充電器の稼働状況や利用者の意見を分析、さらなるインフラ整備に役立てるとしている。 関連記事 テスラは日本で受け入れられるのか? オーナーズクラブ代表に聞く「これまでの10年」と「これから」 「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ
| なお、新型(フェイスリフト)モデル3効果のためか、モデル3の販売は好調である | 中国では毎日のように新型EVが登場しており、「見た目があまり変わらない」テスラは苦戦を強いられる さて、中国自動車工業協会(CAAM)の情報によると、テスラの上海工場では3月にモデルYが49,498台、4月には36,610台製造されたとのことですが、これは2023年同月比でそれぞれ17.7%と33%の大幅な減少となっており、さらにテスラは6月にかけてモデルYの生産を少なくとも20%削減する計画だという報道がなされることに。 この上海工場(ギガ上海)ではモデル3とモデルYを製造しており、テスラは今年最初の4か月間に上海工場で287,359台の車両を製造しています。 なお、興味深いことに、これは2023年の同時期より5%低い数字ではあるものの、モデル3の生産は逆に10%増加していて、これはモデル3が「フェイス
スマートフォン事業で成功した中国シャオミの創業者で会長兼CEOのレイ・ジュンが、電気自動車業界でも世界的な成功を狙っている。レイが抱く野望とは。 中国版「スティーブ・ジョブズ」と呼ばれて 米アップル社を真似することから始まった中国のスマートフォンメーカー・シャオミが設立されてから10年と少し。創業者でCEO兼会長のレイ・ジュン(54)は、スマートフォンの分野でついにアップルをしのぐ存在にまで至った。 アップルは2024年、10年の歳月と数十億ドルの予算を費やした電気自動車(EV)開発プロジェクトをひっそりと凍結した。一方のシャオミは、今この瞬間も北京の工場でEV生産を進めている。 シャオミのCEO兼会長のレイは、そのマーケティングセンスと思いつきを次々に製品へと変えていくという特徴のためにスティーブ・ジョブズとも比べられ、中国では「レイ・ジョブズ」という愛称で呼ばれている。 レイの野望であ
(9時35分、プライム、コード7259)アイシンが続伸している。前日比135円(2.35%)高の5864円を付けた。27日に自動車部品のエクセディ(7278)との資本業務提携を解消すると発表した。アイシンはエクセディの発行済み株式の34.5%に当たる1623万400株を保有しているが、これを全て売却する。売却で得た資金は、電気自動車(EV)関連製品などの開発や株主還元に振り向ける。長期的に需要の
BEVの充電問題 EVについてニュースに上らない日がありません。単なるニュースにとどまらず、必ず賛否両論を伴っているところがEVの“存在としての新しさ”ゆえのことなのでしょう。 議論を伴う最大のものは、充電に関するものです。代表的なものを挙げてみましょう。 ・EVは自宅なり職場で夜中に充電するのが基本。そうすれば、毎朝、満充電の状態で出発することができる。出先での充電はあくまでも継ぎ足し。(集合住宅に住んでいる人のほとんどは自宅で充電できないので、EVは向いていない) ・日本の高速道路のサービスエリアや商業施設の駐車場などに用意されている急速充電器の数量も品質も、欧米や中国などに較べるとあまりにもお粗末。充電器の数自体が少ないし、充電性能も低い。(だから、急速充電器が欧米や中国なみに充実しなければEVは購入したくない) ・いくら“急速”充電器と言ったって、8割まで充電するのに数十分も要して
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