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Cleer、オープン型完全ワイヤレス「ARC 3」クラウドファンディング開始

「ARC 3」

エミライは、Cleerのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤフォン「ARC 2」の後継機種となる「ARC 3」のクラウドファンディングをGREEN FUNDINGで開始した。受付期間は6月30日までで、目標金額は300,000円。5月1日14時時点で3,171,000円が集まっている。

MUSIC、MUSIC PRO、SPORTS、SPORTS PRO、SPORTS MAX、GAME、MP3 PLAYERという7モデルをラインナップ。「超早割 ARC 3 MUSIC」1台は29,900円。製品の配送予定は7月上旬。

「MUSIC PRO」にはAIによるノイズキャンセリング機能、SPORTSには動きを検知し、それに併せた音質への最適化機能、「SPORTS PRO」には心拍数・血中酸素濃度計測、AIボイストレーナー機能、「SPORTS MAX」にはさらにAIによるノイズキャンセリング機能を搭載。

「GAME」は、低遅延性能を29msまで向上させる専用ドングルが付属。ゲーム専用サウンド・エフェクトも利用できる。MP3 PLAYERは32GBのストレージメモリとMP3再生機能を備え、オフライン環境でもイヤフォンだけで音楽を再生できる。

ARC 3は、LDACやaptX Lossless、aptX Adaptive(96kHz/24bit)にも対応。Snapdragon sound認証も取得し、Qualcomm S5 Sound platform対応スマートフォンとの組み合わせでは、驚異的な低遅延性能を発揮するという。

Dolby Atmosにも対応。「音声を自在に配置して前後上下のあらゆる方向から音が響くかのような臨場感を再現できる」としており、ヘッドトラッキング技術を活用した動的な音の位置調整により、「まるで360度音に包み込まれるような圧倒的な没入感が楽しめる」という。

16.2mmのダイナミックドライバーを搭載。経験豊富なオーディオ専門チームによる緻密なチューニングにより、「オープン型イヤフォンならではの開放的なサウンドと、今までにない次元の音楽体験をお届けする」とのこと。

自社開発の特許技術Cleer DBE(Dynamic Bass Enhancement)3.0を採用。オーディオ信号をリアルタイムに分析し、再生ボリュームに応じて低音効果をインテリジェントかつダイナミックに自動調整。オープン型イヤフォンの低音不足を補っている。

充電ケースにはLCDディスプレイを搭載

イヤフォン単体で最大11時間の再生が可能。充電ケースにはLCDディスプレイも備え、充電ケースをあわせて最大33時間再生できる。さらに、全モデルに紫外線除菌機能を搭載。イヤフォン収納時に紫外線を照射することで除菌を行ない、いつでも清潔で衛生的な状態を保つという。

Cleerは、2021年にアメリカ・サンディエゴで設立されたオーディオメーカー。創業者のパトリック・ファンはSONY(US)で長年オーディオ製品に関するキャリアを積んだあとにCleerを創業。音質チューニングやプロダクトデザインに多くの日本人が携わっているなど、日本人の感性にあった”ものづくり”がなされているのも特徴となっている。