アメリカの警察が欲しがっているもの。でも、すぐには手に入らないもの。なんだと思います?
映画『マイノリティ・リポート』みたいに犯罪予知をするシステム? 宇宙パトロール隊? 監視カメラドローン警備隊?
正解は…サイバートラックパトカー!
一番乗りはカリフォルニア州?
イーロン・マスク氏率いるテスラの電気トラック、サイバートラック。世界の終わりを走るようなゴツい上にインダストリアルなデザインが特徴的です。
サイバートラックをパトカーに!という声は以前からあがっており、アメリカ国内の各市警察はどこが最初に手に入れるかという暗黙バトルがあるとかないとか。
どうやら、サイバートラックパトカーを一番最初に手に入れるのは、カリフォルニア州はアーバイン市警察になりそう。アーバイン市警察公式アカウントがSNSにて「もうすぐ!」と投稿しています。Instagram、Facebook、Xと複数SNSにクロスポストされており、待ち遠しくてしょうがない様子が伝わります。ちょっとかわいい。
実際、米Gizmodoがアーバイン市警察に問い合わせたところ、サイバートラックパトカーは事実だと認め、数ヶ月後に納車予定であると応えてくれました。地域社会での支援活動で使用する予定とのことですが、詳細は実際に納車され正式発表するまで公開できないとのこと。
警察関係者から熱視線
全米の警察が欲しがっているというと大袈裟ですが、興味を示している地方警察は少なくないようです。
同じくカリフォルニア州のアナハイム市警察も、「サイバートラックパトカー第一号はうちで」とジョークを交えつつも、導入に興味があるのは本当だとコメント。また、テキサス州のローゼンバーグ市警察は、X上にて、マスク氏に向けて「サイバートラックはいい警察車両になると思う?」と問いかけ、マスク氏が100点満点の絵文字をリプライ。
自動車カスタマイズ企業のUnplugged Performanceはパトカー用のサイバートラック改造パッケージをすでに準備しており、とある警察当局と打ち合わせをしているとコメント。
数年後のアメリカは、いかついパトカーがたくさん走っているのかもしれません。