NHKがまとめたところ、年代別では10代が4人、20代が27人、30代が8人、40代が1人で、捜査関係者によりますと、「借金があった」とか「生活が困窮していた」など、金銭的な理由から闇バイトに応募したと供述する人物も多いということです。

首都圏強盗事件 5日までに40人逮捕も「指示役」逮捕至らず
警察庁によりますと、ことし8月以降に1都3県で発生した一連の強盗事件は、5日までに18件にのぼり、このうち15の事件で40人が逮捕されているということです。

逮捕された容疑者のほとんどは「実行役」や「見張り役」ですが実行役を集める「リクルーター役」、奪った現金を回収する「回収役」、それに「凶器の準備役」なども含まれています。
一方で、「指示役」の逮捕には至っていません。
警視庁と埼玉、千葉、神奈川の警察の合同捜査本部は指示役や首謀者の特定に向けてグループの実態解明をさらに進めています。

≪首都圏強盗事件一覧 発生順≫
8月27日から28日 さいたま市の公園強盗傷害・逮捕監禁
8月29日 千葉県船橋市の貴金属販売店強盗予備
8月29日 千葉県八千代市の質店強盗予備
8月31日 さいたま市の住宅強盗予備
8月31日 神奈川県厚木市の中古ブランド品店強盗傷害
9月3日 神奈川県鎌倉市の質店強盗傷害
9月18日 さいたま市の住宅強盗傷害
9月26日 千葉県船橋市の住宅強盗傷害
9月28日 東京・練馬区の住宅強盗傷害
9月30日 東京・国分寺市の住宅強盗傷害
10月1日 埼玉県所沢市の住宅強盗傷害
10月9日 千葉県船橋市の住宅強盗傷害
10月15日 横浜市青葉区の住宅強盗殺人
10月16日 千葉県白井市の住宅強盗傷害
10月17日 千葉県市川市の住宅強盗傷害
10月30日 東京・三鷹市の住宅強盗未遂
11月2日 東京・葛飾区の住宅強盗傷害
11月3日 千葉・四街道市の住宅強盗傷害
