デザインもカッコ良い!
小さな都市内を移動するのに便利なのが、小型車のマイクロモビリティー。電動なら排気ガスが出ず、運転手がいない自動運転なら移動したい人が増やせるなど利点がたくさんです。
スズキが電動シャトルバス?
日本の自動車/バイクメーカーとしてお馴染みのスズキが、米国のスタートアップ企業Glydwaysに出資しており、CES 2025にて彼らのシャトルバスが披露されました。
専用レーンを走る自動操縦EVコンセプト「GLYDWAYS」
— ギズモード・ジャパン(公式)@ 新刊『ギズモード・ジャパンのテック教室』2/4発売 (@gizmodojapan) January 10, 2025
🛤️レーン式なので今の自動操縦で実現可能
🚕電車のようなダイヤ運行ではなくタクシーみたいに呼んで乗る
🙋利用客の数にあわせて柔軟に増減可能
山手線を置き換えるのはムズいですが、良さそう!#ces2025@suzukicojp
電車とタクシーのイイとこ取り
Glydwaysは公共サービスでもある個人的な交通システム。専用レーンと小型の自動運転車の組み合わせで、最大4人を移動させられます。
呼んだらやって来る
車体はカプセル状で、運転席はありません。
タクシーのように、乗客がクルマを呼び、専用レーンを走るので現在の自動運転技術で運用ができます。

電車やバスのようにダイヤ運行ではないので、乗客がいないときは走りません。なので最低限のエネルギーで、交通を維持できます。ムダに流すことがないので、不要な渋滞が起こりにくいということなんですね。
車内には自転車が収納できる工夫もあります。自転車移動とバス移動、組み合わせたらどこにでも行けそうですね。


どこを走る?
走行は、通信とセンサーを備えたポールが並ぶ、専用レーン上になります。ゆりかもめやテスラLOOPのようなイメージですね。レーンを作らないといけませんが、道路が細いので建築コストがかなり低いのだそうです。
スズキの方いわく、「山手線など大規模な線路を置き換えるのは無理だけど、利用者が少なく運営の厳しいローカル線などは置き換えられるのでは?」とのことです。
最近はバスの運転手も減っていると聞きますし、地方に行くほどインフラが近未来化するのかもですね。

Source: X, Instagram, Automotive World via Glydways
Photo: ギズモード・ジャパン