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マスク氏の身ぶりが物議 ナチス式敬礼と指摘も

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20日、米首都ワシントンでの集会で、手のひらを下に向けて腕を伸ばす実業家イーロン・マスク氏(AFP時事)

20日、米首都ワシントンでの集会で、手のひらを下に向けて腕を伸ばす実業家イーロン・マスク氏(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】実業家イーロン・マスク氏が20日、トランプ米大統領就任を祝う首都ワシントンでの集会に登壇した際に行ったジェスチャーが物議を醸している。マスク氏がオーナーを務めるX(旧ツイッター)などのSNS上で、ナチス式の敬礼ではないかとの指摘が挙がった。同氏は以前、ナチス擁護論を拡散したことがある。

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 マスク氏はトランプ氏の支持者に対し「(トランプ氏返り咲きを)実現させてくれたことに感謝したい」と述べた。右手で左胸に手を当てた後、手のひらを下に向け指を伸ばした状態で右上方に腕を伸ばした。

 トランプ氏支持者らはネット上で「ローマ式敬礼だ」と主張しているが、米紙ワシントン・ポストのコラムニストはSNSで「この表現が連想させるものが変わったことを知っているはずだ」と指摘。第2次世界大戦を経て、問題の手の振り方は一般的にナチス式だと認識されているとの見方を示した。

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