これぞ待ってましたな新機能!
折りたたみスマホの最大の醍醐味の1つに、パカッと開いたときの大画面があります。いまでも画面を分割して利用できる環境は整っているものの、次のAndroid 16では、さらに便利になるかもしれませんよ~。
3画面分割して3アプリを同時に!
このほどAndroidのコード分析で知られるMishaal Rahman氏は、新たな開発者向けプレビュー版の次期OSに、画面分割の新機能を発見。すでにスクリーンを左右に分割して表示した状態で、別のアプリを画面上にドラッグ&ドロップしようとすると、3番目の画面をどこにするかを指し示すガイダンスがプレビューされるんだとか。
まだGoogle(グーグル)は、次なるAndroid 16にて、正式に3分割画面をサポートするとはアナウンスしていません。しかしながら、今回のソースコードでの対応状況が本当であれば、次回のOSアップデートでは、全Androidスマホのユーザーが、大画面を3つに分割し、3つのアプリを同時に立ち上げてマルチタスクを進められるようになりそうです。
実は一部ではすでに利用可能…
そもそも折りたたみスマホやタブレットにおいて、大きな画面をユーザーがフル活用してマルチタスクできるようにという狙いは、特別に新しいものではありません。すでにSamsung(サムスン)は、Galaxy Z Foldシリーズの折りたたみスマホにて、開いた画面で3つのアプリを表示できる機能を実装済み。これは便利だというユーザーの評価を集めてきました。
どうやら今回のAndroid 16でサポートされそうな3分割画面は、OnePlusが提供する「Open Canvas」のUI(ユーザーインターフェース)と似通ってもいるようです。
ほぼ2画面分割という状態で、残る10%ほどのスペースに小さく3つめのアプリを表示させ、3アプリでのマルチタスク環境が整うイメージ。これはある意味で、ノートPCを使っているような感覚で、バリバリとタスクをこなせるやもしれません。今年発売される折りたたみスマホの起爆剤にもなったらいいですね~。