米下院民主議員、ケネディ厚生長官を調査 鳥インフル対策巡り

米下院民主議員、ケネディ厚生長官を調査 鳥インフル対策巡り
米下院監視委員会の民主党議員らは1日、ケネディ厚生長官による連邦政府の鳥インフルエンザ対応を巡る調査を開始した。写真は2月撮影(2025年 ロイター)
[1日 ロイター] - 米下院監視委員会の民主党議員らは1日、ケネディ厚生長官による連邦政府の鳥インフルエンザ対応を巡る調査を開始した。同委がケネディ氏に送った書簡で明らかになった。
ワクチンに長年懐疑的な見解を示してきたケネディ氏は、家禽(きん)にたいする鳥インフルエンザのワクチン接種を支持しない姿勢を示している。また、自然耐性を持つニワトリを特定するためにウイルスをニワトリの間で拡散すべきとの持論を展開している。
保健専門家らは、この方法は効果がなく、ウイルスが変異して人から人へと感染し、パンデミック(世界的な大流行)を引き起こす恐れがあると指摘している。

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トムソン・ロイター

Washington-based award-winning journalist covering agriculture and energy including competition, regulation, federal agencies, corporate consolidation, environment and climate, racial discrimination and labour, previously at the Food and Environment Reporting Network.