ホント、デザインって大事。
いくらスペックが高くてもカッコよくないとね…いくらカッコよくてもスペックが低いとね、と考えさせられたのが、meanswhile(ミーンズワイル)と空調服®がコラボした「Air Circulation System Rain Jacket」。
服は「衣装」ではなく「道具」である


「日常着である以上、服は衣装ではなく道具である」をコンセプトに掲げるブランド「ミーンズワイル」。2014年にローンチしてから、ブレないメッセージを発信し続けています。
アウトドアやミリタリー、作業着などからエッセンスを取り入れたデザインが特徴で、街でも映える不思議なバランスが、数あるアパレルブランドのなかでも異彩を放つ存在。
そんな彼らが、「空調服®」と手を組んで2020年春夏シーズンに発表した「Air Circulation System Rain Jacket」が、今シーズンアップデートを遂げて帰ってきました。

空調服®は、「電動ファン付きウエア」のリーディングカンパニー。今でこそ、夏場にはファン付きウエアを見ることが多くなりましたが、その元祖は「空調服社」なんです。
ファッションとギアの差分を「デザインで解決する」

「Air Circulation System Rain Jacket」は、電動ファンで空気を循環させつつ、レインウエアとしても機能するウェア。いや、もはや「ギア」ですね。
ベスト型の空調服に、着脱可能な袖&ファンカバーを重ねることで、防水と冷却を両立。ファンカバーは引き上げ式で、使用時はパフォーマンスをキープ、オフのときはジャケットっぽく着こなせるのも◎。

袖をはずしたベストだけだとこんな感じ。
ちまたには「ファンを付けただけのウエア」が出まわっていますが、ミーンズワイルが手がけるとこうなります。ファッションとギアの差分を「デザインで解決する」。うんうん。

ファンで入ってきた外気を循環させるために、首の後ろ部分(写真・左)やウェアの背面下部(写真・右)はアジャスターやストラップを調整して通気スペースを確保できます。
こういう細部のデザインには触手が伸びますね。

素材には3層構造の軽量なマイクロリップストップナイロンを採用していて柔らかく、着心地がいいのもポイント。

街でもアウトドアでも活躍しそうな、まさに全天候型の「最新ギア」です。
Source&Image: meanswhile, Photo: 山田卓立