Lifehacker 2025年4月20日掲載の記事より転載
xAI(Grokの開発元)は水曜日にX上の投稿で、新しいメモリ機能をGrokに実装したと発表しました。
同社によると、Grokはあなたとの会話を記憶し、今後の質問に対してパーソナライズされた応答を返すようになります。
Grok now remembers your conversations. When you ask for recommendations or advice, you’ll get personalized responses. pic.twitter.com/UXhX7BjS57
— Grok (@grok) April 17, 2025
メモリ機能がトレンドになりつつある
Grokは、この種の機能を導入した最初のチャットボットではありません。
ChatGPTはすでに1年以上前からメモリ機能を搭載しています。
その大半の期間、この機能は過去の会話からユーザーに関する事実を覚えるだけでしたが、先週OpenAIはこの機能を更新し、ChatGPTがこれまでのすべてのチャット履歴にアクセスできるようにしました。
いわば、過去の会話全体が大きな記憶バンクとして機能するようになったのです。
現時点では、Grokのメモリ機能がChatGPTとどのように異なるのかははっきりしていません。
Grokのメモリを管理する方法
Grokのデスクトップ版またはモバイルアプリ版の設定から、この新しいメモリ機能を利用できます。
まず「Data Controls」を開き、「Personalize with Memories」のトグルをオンまたはオフにして有効・無効を切り替えてください。
ほとんどの場合はGrokに過去の会話を参照してほしいけれど、一部の会話はプライベートにしておきたいという場合は、いちいち設定ページに戻る必要はありません。
メモリ機能をオンにしたままチャット画面右上の「ゴースト」アイコンをタップして「Private Chat」をオンにすると、その会話は終了後自動的に削除され、Grokは記憶しません。
著者:Jake Peterson
翻訳:ライフハッカー・ジャパン編集部
Image: Shutterstock